俳優のクリス・ヘムズワース(39)は、自分の子どもたちに早くからこの業界で活躍してほしいとは思っていないようだ。
クリスは、妻のエルサ・パタキーとの間に11歳のインディア、9歳の双子のトリスタンとサーシャの3人の子どもをもうけている。
長女は最近『ソー:ラブ&サンダー』でゴーアの娘役として出演したが、インディアには子どであることを優先してほしいと語った。
クリスはETオンラインに「ぼくは彼女に子供時代をちゃんと過ごしてもらいたいし、彼女もそう思っていると思う」と語った。「時間はたくさんある。学校に行って、馬に乗って、楽しんで、子どもらしくね。一度列車が動いてしまうと、降りるのはかなり難しいし、多くのことを見逃してしまうからね」と続けている。
しかし、クリスは、インディアが大人になったとき、「もし彼女がもっといろいろなことをやりたがっているのなら」、女優になることをよろんでサポートすると語った。
クリスは以前、アルツハイマー病にかかるリスクが高いことを知り後、俳優として引退はしないものの、キャリアを減速させることを明かしていた。昨年末、ナショナル・ジオグラフィックとディズニープラスのドキュメンタリー番組「リミットレス with クリス・ヘムズワース」の撮影中に、この病気のリスクが高いことを知ったという。
番組の中で遺伝子検査を受けたクリスは、自身の遺伝子構造に「APOE4」という遺伝子が2つ含まれていること、それらが両親から受け継がれたものであること、この遺伝子が将来的なアルツハイマー病の発症率を8倍から10倍高めていることを伝えられた。このときの心境をクリスは「これまでで最大の恐怖だった」と振り返っている。
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