グレタ・ガーウィグの新作『バービー』が全米で公開となり、大フィーバーを巻き起こしている中、先月カナダで行われた同映画のプレスデーで、ケン役ライアン・ゴズリングが共演者で同じくケン役のシム・リウを無愛想に払いのける映像が再浮上し、話題となっている。
2人は6月28日のレッドカーペットで、カメラマンの前でポーズをとり、シムはライアンの腰に手を回そうとした。しかし、ライアンはそれが好きじゃなかったようで「そんなところをつかまないでよ。君は、そんな風に触ってほしいのか?」と言ったようだった。
Oh I'd literally never show my face again pic.twitter.com/SoGUAsQO55
— Aidan (@aidanthereup) July 25, 2023
この気まずいやりとりに、ファンはソーシャルメディアを通じてすぐに意見を述べた。ある人はX(ツイッター)で、「彼(ライアン)は顔に出るほど怒っていた」とつぶやいた。また「映画の中でお互いに争っているから、お互いを憎んでいるように演じているのだと思う」とあるファンは説明している。
そんなライアンだが、ケン役に抜てきされた際、「年を取りすぎている 」という批判の声が上がっていた。「もしみんなが僕のケンがイヤなら、ケンは他にもたくさんいるよ」と彼は6月のインタビューでGQに語り、ケンをめぐる論争は「おかしい」と思うと付け加えていた。
映画『バービー』は、8 月 11 日(金)に日本公開となる。スタイリッシュなファッションと明るいキャラクターで、多くの女性を虜にしてきたバービーを演じるのは、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』のマーゴット・ロビー。ケンを演じるのは、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー主演男優賞にノミネートされた、ライアン・ゴズリング。監督は『レディ・バード』でアカデミー監督賞・脚本賞にノミネートされたグレタ・ガーウィグが務める。豪華俳優陣が出演するとあって、この夏もっとも期待される作品のひとつとなっている。