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デニス・クエイド、過去のコカイン中毒だった時の“どん底”を振り返る「死ぬか、刑務所に入るか、すべてを失うかだった」

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デニス・クエイド

俳優のデニス・クエイド(69)は約30年前、コカイン中毒によって、どん底に落ちる寸前だったようだ。

デニスはPeople誌のカバーストーリーに登場。「自宅に帰り、白い光のような経験をしたことを覚えている。自分が死ぬか、刑務所にいるか、あるいはすべてを失ってしまう姿を見たんだ。それは望んでいなかったものだった」とデニスは振り返った。

彼が、自分の暗い過去について語るのは初めてではない。2018年には、自身のキャリアが上昇していた1980年代、1日に最大2グラムのコカインを使用していたと明かしていた。「コカインは好きだったよ。外出する時に使っていたんだ」と彼はSunday Timesに語っている。

そんなデニスは1990年にリハビリに通うことを決意し、薬物乱用の問題を克服。リハビリから出てきた後、彼は信仰に向かい、「薬物依存を終えた時にできる穴を埋めるために」と、自らの中で「人と人との関係」を築き始めたという。「それ以前は、キリスト教徒として育っていたにもかかわらず、人と人との関係はなかったんだ」とコメント。デニスは聖書やクルアーン、他の宗教的な文献を読み始め、1990年には新たなる霊性を見つけたとし、信仰に基づいた曲「On My Way to Heaven」を作曲した。

この曲はまた、彼の母親、ワンニータ・ジョーダンへの歌でもあり、「私が大丈夫だと彼女に伝えるためのものだった。それまでは大丈夫じゃなかったから」と語っている。

過去の苦境を振り返りながら、「ここにまだいられて、感謝している。本当に毎日が生きることに感謝しているんだ」「人生の旅をできるだけ楽しむことが重要だ。挑戦や困難なことがたくさんあるからね」と彼は続けた。

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