俳優のザッカリー・リーヴァイが、『シャザム!~神々の怒り~』に対する酷評に反応した。
3月17日(金)に日米同時公開された本作は、見た目はオトナで中身はコドモのヒーローと、神々との闘いを描いた物語。前作から引き続きシャザム役は、ザッカリー・リーヴァイ、”神の娘”三姉妹には、「ワイルド・スピード」シリーズでも知られ、『クィーン』でアカデミー賞主演女優賞受賞歴も誇る名優ヘレン・ミレン、『チャーリーズ・エンジェル』『キル・ビル』のルーシー・リュー、『ウエスト・サイド・ストーリー』のマリア役で圧倒的存在感を放ち、今後も出演作続々待機中の新鋭レイチェル・ゼグラーという豪華面々が集結していた。
そんな本作は、興行的に大失敗。監督であるデヴィッド・F・サンドバーグのキャリア史上「最低の批評家スコア」となってしまったことも話題となった。そして、ザッカリーも、この批評にいまだ困惑しているようだ。
彼は「The FilmUp Podcast」の新しいエピソードに出演し、人々が彼の『シャザム!~神々の怒り~』に対し、「めちゃくちゃ不親切」であることを嘆いた。
批評家たちはこの映画を酷評し(ロッテン・トマトでは49%)、国内興行収入は5700万ドルにとどまった。全世界では、1億6,000万ドルにすら届かなかった。
「残念ながら、2作目の評判はそれほど良くなかった」「観客のスコアはまだかなりよかったんだけど、批評家のスコアはとっても奇妙で不可解なほど低く、人々はめちゃくちゃ不親切だった」とザッカリーは本音をもらした。
本作にキビシイ批評が寄せられた直後、ザッカリーはツイッターでこの映画のマーケティングを問題点として挙げた。「これは完ぺきな家族映画なのに、多くの家族はそれに気づいていない。とても残念だ」「1作目から2作目にかけて、世界は大きく変化したと思う」「ソーシャルメディアは大きく変化した。憎悪、ネット上の憎悪、荒らし、派閥、その他もろもろの毒性は、より強くなっている。純粋に、残念ながら、あるプロジェクトが嫌いだから、ぼくが嫌いだから、そのプロジェクトに関わる他の人たちが嫌いだから・・・とか、そういう理由で、あるプロジェクトを潰したいと思っている人たちがいると思う」とコメントしていた。