細菌感染症を発症し、ICU(集中治療室)に緊急搬送された歌姫マドンナ(64)がSNSを通じて現在の心境を告白した。
6月24日(土)、米ニューヨークの自宅で意識不明の状態で発見され、ICUへと救急搬送されたマドンナ。その4日後、マドンナの長年のマネージャー ガイ・オセアリー氏はインスタグラムにて、マドンナが「深刻な細菌感染症」を発症し入院したことを報告。予定されていた「セレブレーション」ワールド・ツアーを含め、すべての活動を一時休止することを発表した。
それから約1か月後、SNSを更新したマドンナは、1984年のヒット曲 「Lucky Star」にあわせてダンスをする動画を公開。キャプションには「体を動かしてほんの少し踊れるようになったことで、世界で一番ラッキーなスターのように感じるわ!」「ファンのみんな、友達のみんな、ありがとう!あなたも私の幸運のスターに違いないわ!」と添え、無事回復したことをアピールした。
それから数日後、マドンナはインスタグラムに愛する子供たちとの写真を投稿。「家族や友人からの愛は最高の薬。退院してから1か月が経ち、振り返ることができます」と添えたマドンナは、回復の裏に子供たちや友人の存在があったことを明らかにした。
「母親として、子供たちの要求や終わりのないように思える献身に忙殺されることがあります…。ですが、いざというとき、子供たちが私のために立ち上がってくれました。いままで見たことのなかった彼らの一面を見ました。見違えるほどの変化でした」
またマドンナは、オセアリー氏から「マイケル・ジャクソンの顔が描いてあるジャケットを着たキース・へリングを、アンディ・ウォーホルが撮影したポラロイド写真」をもらった際、涙が止まらなかったことを報告。その理由について「生きていることがどれほど幸運なことかわかりました」と明かしたマドンナは「周囲の人やこの世を去った多くの人々と知り合えたことがどれだけ幸運なことだったか」に気づいたとも記している。
最後に「私を守り、私が仕事を終わらせるために留まらせてくれた天使たち全員に感謝します」とつづり投稿を締めくくったマドンナ。彼女の完全復活を誰もが待ちわびている。