元ダンサーから、ボディ・シェイミングとセクハラ、さらに「敵対的労働環境」を作ったとして訴訟を起こされている人気歌手のリゾ。そんな彼女の過去の楽曲が話題となっている。
リゾが2021年に発表した「Rumors」というタイトルの曲の歌詞が、訴訟に言及しているとして再浮上した。同楽曲は、ラッパーのカーディ・Bとコラボしたもので、リリース当時ビルボードトップ10チャートに躍り出た。
この曲の30秒近くで、リゾは「Had to cut some h**s loose, yeah(何人かの女を切り捨てなきゃ)/ NDA, no loose lips(秘密保持契約、口外はダメ)/ Now them h**s tryna sue me(今、みんな私を訴えようとしてる)/ B***h I don’t give two s***s(ビッチ、私は気にしない)/ All the rumors are true, yeah(すべてのウワサは本当よ)」と歌っている。
リゾの元ダンサーであるアリアナ・デイビス、クリスタル・ウィリアムズ、ノエル・ロドリゲスの3人は、ロサンゼルス郡高等裁判所にリゾ、彼女のプロダクション会社であるBig Grrrl Big Touring、そしてリゾのダンスチームのメンバーに対して訴訟を起こした。
訴訟の中で3人のダンサーは、リゾのダンス・チームに雇われた後、アムステルダムのヌード・クラブで一夜を過ごした際、彼女からセクハラを受けたと訴えている。
その後、ロサンゼルスのアカデミー賞ノミネート映画監督ソフィア・ナーリ・アリソンは、ダンサーたちの告発に賞賛の声をあげ、自身がリゾのドキュメンタリーから立ち去った理由を暴露したことも話題に。
アリソンはリゾから無礼な態度を取られたとし、「私は彼女がいかに傲慢で、自己中心的で、不親切かを目の当たりにしたのです」とX(旧ツイッター)に書いていた。