『シャザム!』などで知られる俳優のザッカリー・リーヴァイが、ストライキ中の規則を「とてもバカなこと」と発言したとして炎上しているが、本人がこれに反論。「文脈を無視したもの」とコメントしている。
SAG-AFTRAのメンバーは、5月からストライキを続けている全米脚本家組合(WGA)とともに、7月14日にピケに参加した。ストライキ中、組合に連帯を示す俳優たちは、宣伝の一形態とみなされるプレミア、映画祭、授賞式に出席することが許されない。また、過去のプロジェクトについて語ることも許されていない。
このことが、先週のコミコン・マンチェスターに出演したザッカリーのジョークにつながった。ファンに向かって、ザッカリーは、イベントで話すことが制限されていると語ったのだ。TikTokユーザー(@moviemaniacs)によって投稿されたクリップの中で、ザッカリーは、「ぼくは話すことを許可されていないんだ。 これはとてもバカなことだよね。僕は僕の過去作品について話すことができないんだから」とコメントしていた。
@moviemaniacsZachary Levi calls strike rules “so dumb”♬ original sound – Movie Maniacs
この「とてもバカ」という発言は広く批判を浴びた。しかし、ザッカリーは以前、最近のインスタグラムのライブストリームで労働組合への支持を表明していた。
この炎上を受け、ザッカリーは金曜日にThe Hollywood Reporter誌、People誌、Vanity Fair誌と共有した声明の中で「先週末、私がジョークで言ったその場しのぎの発言が、文脈を無視して受け取られていることに気づきました」と述べた。「だから、はっきりさせておきたい。私は自分の組合、WGA、そしてストライキを全面的に支持しています」と続けている。
さらにザッカリーは 「私は、25年前にこの業界に足を踏み入れて以来、私たちアーティストが強いられている搾取的なシステムを率直に批判し続けています。このストライキは、私たち自身、作家たち、そしてこの業界を動かしているプロダクションで働くすべての人たちを守るために必要なことです」とストライキの重要性についても語り、「しかし、このストライキの間、私たちはファンのことも忘れることはできません。お金とエネルギーを費やして遠くまで足を運び、彼らにとって大きな意味を持つ作品について私たちと語り合ってくれるファンたちと、私たちは関わることができるはずです。我々のビジネスが存在し、成功しているのはファンのおかげであり、我々のキャリアを支えてくれている彼らに感謝することが不可欠だと思います」とファンとの交流についても自身の意見を述べた。
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