元ディズニー・チャンネル・スターのレイブン・シモーネ(37)が、ボディ・シェイミングが原因で、10代の頃に乳房縮小術と脂肪吸引を受けていたことを明かした。
レイブン・シモーネといえば、米ディズニー・チャンネルで放送された映画『チーター・ガールズ』やシットコム「レイブン 見えちゃってチョー大変!」などに出演。ティーンスターとして大成功を収めたが、若くして名声を手に入れたことで、いくつかの問題を抱えてしまったことを明らかにした。
8月7日に公開された妻ミランダ・ピアマン=マデイと共同ホストを務めるポッドキャスト番組「The Best Podcast Ever with Raven and Miranda」のエピソード5にて、レイブンは「私は18歳になる前に乳房縮小術と脂肪吸引を受けたんだよね」と告白。テレビに出演している際に経験したボディ・シェイミング(体系批判)が手術を決断した一因だとも述べた。
「『脂肪を取ったらみんなにデブって呼ばれなくなるかな?』って思ったの」
こうして手術にのぞむことになったレイブンだが、乳房縮小術から目を覚ました後“発作”に見舞われたと激白。「目が覚めて、すべてを見ていたのを覚えている…。口が渇きはじめて息ができなくて、意識を失った。彼らは『発作が起きている』と言っていた」と、恐怖の瞬間をふり返った。
一世一代の決断をしたレイブンだが、残念なことにボディ・シェイミングは一向に止まらなかったという。レイブンは「それでもまだソーシャル・メディアを通じて非難を受けた。ほかのみんなと同じようにスキニーじゃなかったし、彼らはまだ私をデブと呼んだ。手術をしてもまだ、みんなが見たがっているものではなかったのね」と語っている。
多感な時期に浴びせられた批判的な言葉によって、心だけでなく、体にも“痛み”を抱えてしまったレイブン。心無い言葉がどれほど人を傷つけるかを自身の経験を通して伝えたかったのかもしれない。