アメリカの人気ドラマ「NYPDブルー」に出演していた元子役のオースティン・メジャースの死因が判明した。
ロサンゼルス郡の医療審査官並びに検視官は8月8日(現地時間)、オースティン・メジャースの死因はフェンタニルの過剰摂取であったことを発表、彼の死は事故であると判断した。同署は今年2月にオースティンの死を確認。同月11日に彼が亡くなったことを明らかにした。
オースティンの訃報を最初に報じた米TMZによると、オースティンは米ロサンゼルスにあるホームレスの居住施設に滞在中に亡くなったという。当時、同サイトは、事件性はないとしながらも、致死量のフェンタニルを摂取した可能性があるとも伝えていた。
オースティンの家族は米People誌に対し、彼がいかに“愛情にあふれ、芸術的で、聡明で、優しい人間であったか”を明かしている。
オースティンは、1993年から2005年まで、全12シーズンに渡り放送された人気ドラマ「NYPDブルー」にテオ・シポヴィッチ役で出演。48エピソードに登場した彼は2002年、ヤング・アーティスト賞でテレビシリーズの最優秀演技賞を受賞した。
そのほか、「ママと恋に落ちるまで」や「ER 緊急救命室」「According to Jim(原題)」「デスパレートな妻たち」など、数多くのテレビドラマや映画に出演をはたした。
オースティンはまた“ポープ”という名で活動を行っており、彼の公式ウェブサイトによると、多数の慈善団体を支援していたという。
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