ドラマ「POSE /ポーズ」などで知られるビリー・ポーターが、ハリウッドのストライキの影響で、家を売らなければならないと明かした。
ビリーはイブニング・スタンダード紙に対し、家を売り出すと明かした。「ストライキ中だから。そして、いつ戻れるかわからない」「アーティストの生活は、すごい金を稼ぐまでは・・まだ稼いではいないけど・・給料ぎりぎりの生活をしなきゃいけない。私は新しい映画に出演し、9月から始まる新しいテレビ番組に出演するはずだったが、どれも実現していない」。
ビリーはまた、Deadline誌の7月の報道に言及した。この報道では、匿名のスタジオ幹部がスタジオの「最終手段 」は、「組合員がアパートを失い、家を失い始める」までストライキを長引かせることだと語っていた。
ビリーは「『彼らがアパートを売らなければならなくなるまで、彼らを飢えさせるつもりだ』と言った人に言いたい。あなたはすでに私を飢えさせたんだ」と訴えた。
全米脚本家組合は5月から、全米映画俳優組合は7月からストライキに突入している。ハリウッドの両組合は、ストリーミング時代の賃金改善とAIに対する保護を要求しており、映画テレビプロデューサー連盟との契約合意に達しようとしている。
NBCニュースは、ストライキが続くなか、ハリウッドの脚本家や俳優たちは経済的に苦しくなっていると報じた。
ビリーはまた、インタビューの中はディズニーCEOのボブ・アイガーを罵倒した。ボブはCNBCに対し、俳優のストライキは「非常に不穏」であり、ストライキ参加者の期待は「現実的ではない」と発言し、批判を浴びている。
「ボブ・アイガーが、生活賃金を求める我々の要求は非現実的だと言うのを聞いて・・・彼は1日7万8000ドルも稼いでいるのに?って」とビリーはイブニング・スタンダード紙に語った。「なんて言ったらいいのかわからないが、くたばれとしか言いようがない」と罵倒した。