音楽界で成功を収めているアーティストたちが演技の世界に飛び込むことも少なくない。中には、ジェニファー・ロペス、セレーナ・ゴメスのように、音楽業と俳優業を両立させているツワモノすらいる。
今回はテイラー・スウィフトに、リアーナ、ハリー・スタイルズなど、人気と才能を兼ね備えているにもかかわらず、残念ながら映画のオーディションに落ちてしまった人気アーティストたちを紹介する。
Fans Really Want Lizzo to Play Ursula in the “Little Mermaid” Movie https://t.co/ren1C7di0e pic.twitter.com/iiM2DaUcRl
— Teen Vogue (@TeenVogue) December 2, 2018
ハリー・ベイリーが主演を務めた実写版『リトル・マーメイド』にて、ずる賢く執念深い海の魔女アースラ役のオーディションを受けたリゾ。米Variety誌に対し、オーディションの出来は 「良かった」ものの残念ながら落ちてしまったことを明かしている。なお、アースラ役を勝ち取ったメリッサ・マッカーシーについては、「メリッサの歌はすばらしかった」と賛辞の言葉を送っている。
【動画】『リトル・マーメイド』本予告
Joe Jonas Was ‘Destroyed’ by Losing ‘Amazing Spider-Man’ Role to Andrew Garfield https://t.co/D7saKJjKoB pic.twitter.com/6bnN84TnQB
— IndieWire (@IndieWire) November 28, 2022
ジョー・ジョナスが受けたオーディションは、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのスパイダーマン(ピーター・パーカー)役。昨年、ポッドキャスト番組の中で、「何年も前に、僕はスパイダーマンの候補になって、すごく、すごく興奮した。でも、その年はアンドリュー・ガーフィールドがその役になったんだ」と述べたジョー。「明らかに、彼が適任だったね」とも話し、配役に納得していることを明かしていた。
【動画】『アメイジング・スパイダーマン2』予告編
britney spears auditioning for the notebook, 2002 pic.twitter.com/vlXV2uF5wp
— y2k2006 (@lindsayslung) February 22, 2023
ニコラス・スパークスの小説を映像化した『きみに読む物語(原題:The Notebook)』で主演候補にあがっていたブリトニー・スピアーズ。キャスティング・ディレクターによれば、当時キャリアの絶頂期にあった彼女は「これのために本当に準備したい」と言っていたのだとか。そのため同人物は「じゃあ、僕と僕のパートナーと一緒に仕事しに来て」と返答したそうで、それからブリトニーは2日連続で8時間も仕事をしたという。しかしその後、ヒロイン役はレイチェル・マクアダムスに渡っている。
【動画】『きみに読む物語』予告編(海外版)
Imagine?! Gwen Stefani says she auditioned for Angelina Jolie’s role in Mr. and Mrs. Smith! https://t.co/PjzcJc2M4l pic.twitter.com/gBPX5DW0dO
— Us Weekly (@usweekly) July 20, 2016
アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが結婚するきっかけともなった映画『Mr.&Mrs. スミス』のオーディションを受けていたというグウェン・ステファニー。「もう少しで(役を)獲れた気がする」「たくさん(オーディションに)行った」と語っていることから、本当にあと一歩のところだったのかもしれない。しかし、もしグウェンが抜てきされていたら“ブランジェリーナ”は誕生しなかったかも・・?
【動画】『Mr.&Mrs. スミス』予告編(海外版)
Baz Luhrmann explains why Harry Styles wasn’t cast in the upcoming ‘Elvis’ biopic starring Austin Butler:
“Harry is a really talented actor. I would work on something with him, the real issue is, he’s Harry Styles. He’s already an icon.” pic.twitter.com/vyak5VXDia
— Pop Crave (@PopCrave) June 7, 2022
伝説の歌手エルヴィス・プレスリーを題材にした映画『エルヴィス』で主演候補のひとりだったハリー・スタイルズ。同作のメガホンを取ったバズ・ラーマン監督は、ハリーを起用しなかった理由について「ハリーは本当に才能のある俳優だ。しかしハリーの本当の問題は、彼がハリー・スタイルズだということなんだ。彼はすでにアイコンなんだ」と説明。すでに世界的ポップアイコンとして確固たる地位を築いていることから不採用に至ったことを明かしている。
【動画】『エルヴィス』予告編
Taylor Swift said that for her botched “Les Miserables” audition, “They were going to paint my teeth brown… They made me look like death.” Swift said she was so embarrassed that, when she met Eddie Redmayne, “I didn’t open my mouth to speak.” https://t.co/5pcen3zXfF pic.twitter.com/yDu184Lxue
— IndieWire (@IndieWire) October 28, 2022
ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役のオーディションに参加していたが、その寸前で落ちてしまったテイラー・スウィフト。同作の監督を務めたトム・フーパーはのちに、「テイラー・スウィフトが人々に見下されるような女性だとは思えなかった」「だからいい意味で、彼女には合っていないと思った」と発言。貧民としてパリに移り住んだ村娘役を演じるには世界的スーパースターのテイラーが最適だとは思わなかったようだ。
【動画】『レ・ミゼラブル』予告編
.@KyleBuchanan reveals in his new book that @Rihanna and @Eminem were in talks to star in ‘MAD MAX: FURY ROAD’ at one point.
Eminem was up for the role of Max, and Rihanna was considered to play one of the five wives Furiosa helps to escape.
[source: https://t.co/w51qJvfUVv] pic.twitter.com/PrGJTqxg4b
— Music News & Rumors (@MusicNewsRumor) February 9, 2022
どの役のオーディションを受けたかは定かではないが、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のオーディションに現れたというリアーナ。ジョージ・ミラー監督は当時について「たいてい、俳優っていうのはとてもカジュアルな服装で現れるんだが、リアーナがやってきたとき華々しく見えたんだ。彼女が映画の内容を知っていたかすらわからないが、彼女はまさに“リアーナ”っていう格好をしていた」と話している。
【動画】『マッドマックス 怒りのデス・ロード』予告編
Michael Jackson wanted to play Professor X in ‘X-Men’ (2000)
When a producer said to him ‘you know Xavier is an older white guy?’ Jackson responded with ‘I can wear makeup’ pic.twitter.com/UFKRBJwLgX
— Marvel Facts (@MarveIFacts) August 30, 2022
『X-MEN』に登場するプロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア)役をなんとしても勝ちとりたいと思っていたというマイケル・ジャクソン。米The Hollywood Repoter誌にあるキャスティング・ディレクターが語ったところによると、同人物が「エグゼビアは年を召した白人男性なのを知ってる?」と尋ねると、マイケルは「ああ、僕がメイクアップできるって知っているよね?」と返答したのだとか。
【動画】『X-MEN』予告編(海外版)