女優のサンドラ・ブロックは、自身の映画『しあわせの隠れ場所』がウソに基づいているのではないかという主張に打ちのめされている。Page Sixが報じている。
『しあわせの隠れ場所』は、ホームレスのような生活を送っていたマイケル・オアーが、リー・アン・テューイ(サンドラ・ブロック)の家庭に迎え入れられ、アメフト選手としての才能を開花していくストーリー。本作で、サンドラ・ブロックが第82回アカデミー賞の主演女優賞を受賞した。
しかし、実在する元NFL選手のマイケル・オアーが、この映画で描かれたテューイ家の養子縁組はまったくのウソだと主張した。それどころか、本作での彼の半生を描くことで、家族は大金を手にしたが、自分は何も得られなかったと主張している。
サンドラは、この衝撃的な暴露に 「心を痛めている」という。
ある関係者はデイリー・メール紙に、「サンドラは、自分の人生の中でとても特別だった時期が、まったく違う視点で影を落としていることに、ただただ動揺しています」と語っている。サンドラといえば、最近長年のパートナーであったブライアン・ランドールを闘病の末に亡くしている。関係者は、「このような素晴らしい物語、壮大な映画、そして彼女の人生における壮大な時間が汚されたことを憎んでいます」と付け加えた。
「今、人々はこの映画を観ないだろうし、観たとしても、本来の意図とはまったく違う反応を示すでしょう」とコメント。そして「ブライアンを失ったことで、サンドラにとって精神的につらい時期でしたが、今はマイケル・オアーのニュースの影響により、別の意味で心を痛めています」と現在のサンドラの心境について明かした。
tvgrooveをフォロー!