元バックダンサーたちから訴えられている歌手リゾ(35)が、訴訟を計画していると報じられた。米TMZが伝えている。
8月1日、元バックダンサーである3人(アリアナ・デイヴィス、クリスタル・ウィリアムズ、ノエル・ロドリゲス)は、ボディ・シェイミング(体型批判)とセクハラがあったとして、リゾらを相手取り訴訟を起こした。
訴えの中でダンサーたちは、2023年2月にツアーでアムステルダムを訪れた際、リゾが彼女たちをストリップクラブへと連れて行き、裸のパフォーマーたちと交流するよう圧力をかけたと主張。パフォーマーのヴァギナから出たバナナを食べるよう強要されたとも述べた。
そしてこの度、“バナナ事件”の約1か月後、フランス・パリのトップレス・ショーを訪れた際に、バックステージで撮影されたという写真が米TMZにて公開された。
リゾの弁護士であるマーティ・シンガー氏がTMZに語ったところによると、リゾを訴えている元バックダンサー3名は、2023年3月5日にツアーでパリを訪れた際、同地のトップレス・キャバレー・ショーの出演者たちとバックステージで“楽しそうに飲み騒ぎ”、“大はしゃぎ”しているところを目撃されたという。
アリアナ、クリスタル、ノエルの3人は、このトップレス・ショーに行くよう強要されたと主張しているものの、シンガー弁護士はそのとき撮られた写真と矛盾していると指摘。彼女たちは出演者たちと一緒に“バックステージで楽しそうにはしゃぎ回っている”ように見えるとしている。
また、シンガー氏によれば、原告らはパリ公演の数週間後、リゾとの契約を更新。3弾目となるツアーに戻ってきたという。またシンガー氏は、写真や動画に加えて“実質的な証拠”があるとしており、彼女たちの訴えを“インチキ”とも述べた。
一方で3人の弁護士であるニーマ・ラーマニ氏は「もちろん、彼女たちは仕事を続けたかった。ほかの皆さんと同じように彼女たちは支払うべき請求書がありましたが、虐待にとうとう耐えられなくなったのです。私たちは訴訟におけるすべての主張を支持しており、裁判を楽しみにしています」と、リゾの主張に真っ向から反論している。
さらに、ラーマニ氏はリゾの元で働いていた他の人物からも似たような話を聞いていると述べたほか、2022年の米HBO Maxのドキュメンタリー「Love, Lizzo」にて、リゾがダンサーたちの許可なしに彼らの親密な映像を使ったことを非難している。
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