世界的歌姫のリゾ。彼女の元バックダンサーたちは、セクハラを受けたとして訴訟を起こしているが、これにリゾが反訴している。Page Sixなどが報じている。
この反訴の報道に、元バックダンサーの弁護士は、Page Sixに対して声明を発表。この反訴は「脅迫と陰険な試み」であり、職場でハラスメント被害者全員に対して冷酷な影響をもたらすと、弁護士は主張している。
続けて「リゾのチームからの脅しの戦術、いじめ、被害者に対する恥ずべき扱いは、エンターテインメント業界の従業員が成功のために“我慢しなければならない”と感じる行動そのものです」とコメントし、またリゾは他の被害者が同様の告発で前に出ることを恐れているとも主張した。
「彼女のチームは単に真実を抑え込もうとし、公然とエンパワーメントとボディポジティブのブランドを宣伝している一方で、プライベートでは女性たちのエンパワーメントを奪っています」と弁護士は続け、リゾは「彼女たちの権利を奪っています」とも述べている。
8月1日、元バックダンサーである3人(アリアナ・デイヴィス、クリスタル・ウィリアムズ、ノエル・ロドリゲス)は、ボディ・シェイミング(体型批判)とセクハラがあったとして、リゾらを相手取り訴訟を起こした。訴えの中でアムステルダムを訪れた際、リゾが彼女たちをストリップクラブへと連れて行き、裸のパフォーマーたちと交流するよう圧力をかけたと主張していた。
そして8月23日、リゾの弁護士は元バックダンサーの「悪意ある起訴」のために訴訟を起こす予定であることを発表した。また、リゾの弁護士は、米Peopleに写真とビデオを共有。セクハラだと訴えていたダンサーたちは、リゾとともにアムステルダムでのトップレスショーに参加した後、楽しんでいるように見えた。これにより、彼らが自分たちの意志に反して行ったという主張が反証されたとしている。
#Lizzo Intends To Sue Backup Dancers …My Accusers Took Photos With #Topless Dancers#Source: @TMZhttps://t.co/ber6cVLrgw pic.twitter.com/Ccb4BdUEvA
— Creative Executive Lens (@CEL_ENT) August 25, 2023