米人気歌手アリアナ・グランデが、デビュー・アルバム「ユアーズ・トゥルーリー/Yours Truly」のジャケット写真の裏話を明かした。
アリアナは現在、アルバム「ユアーズ・トゥルーリー」の発売10周年を記念した大型プロジェクト「‘Yours Truly’ 10th anniversary」を実施中。8月25日(金)より約1週間、「ユアーズ・トゥルーリー」デラックス版の配信や、ライブパフォーマンス映像の公開など、毎日「ユアーズ・トゥルーリー」関連のコンテンツを発表している。
8月28日(月)、Q&Aの後編をTikTokに公開したアリアナは、2013年の「ユアーズ・トゥルーリー」のジャケット写真ついて言及。同作のカバーアートは当初、床に敷き詰められた花びらの上にランジェリー姿のアリアナがちょこんと座るというものであったが、リスナーがその写真を“嫌った”ため、モノクロ写真へと変更になったという。
@arianagrande #10YearsOfYoursTruly ♬ original sound – arianagrande
「まあ、ひどいよね。ひどくはないんだけど、あなたたちは正しかった」と述べたアリアナは、当初のジャケット写真にファンがえらく怒っていたと付け加えた。「それがとても悲しくて、(写真を)変えたの」。
結果的に、リスナーからの要望に応じる形で記念すべきデビュー・アルバムのジャケット写真を渋々変更したアリアナ。しかしいまでは、モノクロ写真に変更して良かったと思っているという。とはいえ、アリアナは当時、いじめに遭っているように感じていたそうだ。
「あなたたちは正しかったけれど、いつも正しいわけじゃない。あなたたちのいじめは過去10年間、一貫して続いているから、まあその通りね」と、ファンたちからのこの種の批判は“時に”うまく作用することがあると話したアリアナだが、「それ以来、私がしてきたことすべてに疑問を抱かせるような傷を残すこともあるのよね」とも発言。人々からの意見が良い影響ばかりでないことを明らかにした。