X-MEN、ファンタスティック・フォーなど、これまでフォックスが展開してきた映画シリーズのキャラクターたちのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)入りの進捗について、マーベル・スタジオの社長、ケヴィン・ファイギが語った。
ケヴィン・ファイギは、マーベル・コミックに関する知識を買われ、20世紀フォックス制作の映画「X-メン」(2000)から、原作シリーズの映画化作品にかかわり続けてきた。ディズニーが展開するMCUの作品群には、2008年のシリーズ第一作「アイアンマン」から参加。今年公開の「ブラックパンサー」のヒットにより、プロデューサーとして、スティーヴン・スピルバーグが持っていた、全米累計興行収入記録を塗り替えた。
MCUを制作・公開するディズニーが、フォックスを買収したことによって、現在、これまで同じ原作を用いながら、二社が別々に展開してきたシリーズの合流が注目されている。進捗が話題になる中、Varietyに対してファイギは、現時点において、「正式な」ゴーサインは出ていないと状況を明かした。
しかしケヴィン・ファイギによれば、両シリーズの合流は「かなりいい状態」にあるとのことで、「2019年上半期にも実現できるかもしれない」と述べている。とはいえ「実際の構想や計画に関しては、まだ手を付けていない」と、強調している。
ケヴィン・ファイギは、マーベルの「すべてのキャラクターが共存できる作品を作れる」ことに、喜びをあらわにしている。ディズニーのCEOボブ・アイガーも彼に同調しており、以前のインタビューでは「マーベルはふたつもいらない」と、両シリーズの合流を同社が前向きに考えていることを主張していた。
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