米ディズニー・チャンネルのドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」のオリバー役で知られるミッチェル・ムッソが先日逮捕された件について口を開いた。
米TMZよると、ムッソは8月26日、米テキサス州・ロックウォールにて公衆酩酊、100ドル以下の窃盗容疑で逮捕。また未払いの交通令状、車両の登録切れ、運転免許証の不提示、出廷約束違反で追加起訴された。その後、ムッソは1000ドル（約15万円）の保釈金を支払い釈放されたというが、米Entertainment Weekly誌（以下、米EW誌）が8月30日に公開した記事には、当時の詳しい状況が記されている。
ロックウォール郡警察のプレスリリースによると、この日、酔っ払っているように見える人物が同地にあるホテル「スプリングヒル・スイート・ダラス・ロックウォール」に入り、ポテトチップスの袋を選んで食べ始めたとの通報を受けたという。しかしながらムッソはポテトチップスの袋を開けていないと主張。また、ホテルの従業員は“非常に不機嫌”そうで、“錯乱した行動”を取っていたとし、ムッソが水陸両用のパンツしか履いていなかったため、サービスを断られたと述べたそうだ。
米EW誌の取材に応じたムッソは「僕は絶対に酔っ払っていたわけでも、お酒を飲んでいたわけでもないし、100％窃盗していない」と発言。今回の騒動については「残念なことに誤解なんです」と答えた。
ミッチェル・ムッソの言い分
ムッソによれば、スナックを補充するため、停泊していたボートから降り、友人たちとホテルに買い出しに行ったという。「最近はシャツを着ないのが違法とは知らなかった」と述べたムッソは「彼が僕に『出ていけ』と言ったんだ。それでちょっとカッとしちゃったんだよね。そして彼は『警察を呼ぶ』と言ってきたから、僕はやってみなよと言ったんだ」と、ホテル側の対応に難があったことを明かした。
当時はこんなスタイルでホテルへ…？ @mitchelmusso / Instagram
プレスリリースでは、従業員がスナック代の支払いを求めたところ、ムッソは“暴言を吐き”その場を後にしたとされている。しかしムッソはこれを否定。「暴言を吐かれ、嫌がらせを受けたのも僕の方だ。誰かが、人の手から何かを引きちぎるのは、この状況ではもっとも礼儀正しいマナーではないよね」と、自分は加害者ではなく被害者だと話した。
ホテル側の主張は？
本件についてコメントを求められたホテル側のマネージャーはこの出来事についてデリケートな問題だとしてコメントするのを避けたという。また、従業員から暴言を吐かれたというムッソの主張について、マネージャーは「あのね、彼は言いたいことを何でも言うことができる。それが彼の言い分だ。それでいい」と述べたそうだ。
ムッソが主張する逮捕された理由
ムッソは2019年の未払い切符2枚が逮捕された理由だと主張している。
「ロックウォールには何年も住んでいなくて、彼らは僕の昔の家にそれを送ったんだと思う。それが令状になってしまって、彼らは僕に対してそれを行使した。それから、その令状のすべてを支払い、問題は解決した」
「真実は明らかになる。僕は人生で何も盗んだことはないし、チップスも盗んでいなかった。それに酔っ払っていないし、ホテル内の誰かに不適切なこともしていない」
米EW誌によれば、ムッソは問題となったポテトチップスのメーカーを思い出すのに苦労していたという。「ポテトチップスだったことはわかっている。確かラッフルズだったと思うよ。僕のお気に入りの一つなんだ。ウェーブがかっているのが好きで。ディップがつけやすいしね」。
