歌手ブリトニー・スピアーズとの離婚を申請中のサム・アスガリが“無職”との報道に反応した。
最近の報道によると、回顧録の発売を控えているブリトニーは、レコーディング・スタジオに復帰するのではないかとウワサされている。その一方、パーソナルトレーナーから俳優に転身したサムは“無職”なのではないかとささやかれていた。
そんなサムはSAG-AFTRA(全米映画俳優組合)のストライキに参加。仕事に就いていないことを暗に認めたサムは、ハリウッドでストライキが続いているがために、すべての俳優が仕事を失っていると主張した。
「それがこのストライキをする意味なんだ。僕はレオナルド・ディカプリオと同じぐらいの仕事がある」
全米の俳優16万人が加入するSAG-AFTRAは現在、労働条件改善やAI対策を求め大規模なストライキを実施中。ストライキ中、組合に加入している俳優たちは、映画祭、授賞式などに出席できないほか、作品への出演、プロモーション活動を行うことも許されていない。
米Page Sixによると、サムがストライキ直前に出演した映画はポール・フェイグが監督を務めた『Grand Death Lotto(原題)』というコメディ作品で、現在はポストプロダクション中とのこと。一方、レオナルドは4つの俳優業と8つのプロデュース業が進行中だという。
レオナルドは幼少時に俳優のキャリアをスタート。以降、『タイタニック』や『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など数多くの作品に出演、2015年には『レヴェナント:蘇えりし者』で悲願のアカデミー賞に輝いた。
圧倒的なキャリアを誇るレオナルドを同等扱いしたサム。ストライキにより俳優としての仕事がストップしているとはいえ、リスペクトに欠ける発言ととらえられてもおかしくないだろう。
なお、米JustJaredによると、サムは現在ロサンゼルスの高級マンションに暮らしており、毎月の家賃10,000ドル(約146万円)はブリトニーが支払っていると言われている。