韓国の大手事務所SMエンターテインメントからデビューしたばかりの新星ボーイズ・グループ「RIIZE(ライズ)」がファンダム名(ファンの愛称)を変更したことがわかった。
RIIZEは、韓国人のウンソク、ソンチャン、ウォンビン、スンハン、ソヒ、韓国系アメリカ人のアントン、そして日本人のショウタロウの7名で構成された多国籍グループ。2023年9月4日にシングル「Get A Guitar」でデビューをはたした。
【動画】RIIZE 라이즈 ‘Get A Guitar’ MV
そんな「RIIZE」は、9月4日にショーケース「RIIZING DAY:RIIZE Premiere」を開催。そこで、グループのファンダム名が「SUNZ」になったことを発表した。
彼らのグループ名「RIIZE」とファンダム名「SUNZ」を組み合わた造語「RIIZESUNZ」は、「rising sun=(朝日)」という言葉と似ている。ネット上では、この言葉が日本が植民地時代に使っていた旗「旭日旗(Rising Sun flag)」を想起させるとして論争が巻き起こっていた。
否定的な反応を受け、SMエンターテインメントは6日、ファンダム名を“SUNZ”から“BRIIZE”に変更することを発表。その理由についても明かしている。
「ファンクラブ名は当初、ファンからもっとも多くの票を集めた“SUNZ”であると発表しましたが、後にファンの間で“SUNZ”は否定的に解釈されるのではないかという懸念があること、RIIZEとファンが一緒に成長するという意味が込められた“SUNZ”のポジティブな意味が意図せず歪曲されるかもしれないという多くの懸念があることを知りました」
「(私たちが)目指していたのは、RIIZEを応援してくださる全てのファンを呼ぶための肯定的な意味と、(RIIZEとファンのどちらも)一緒に成長していくことを意味する名前でした。そのため、私たちはファンクラブ名を2番目に投票の多かった“BRIIZE”に変更することに決めました。この変更について、ご了承下さいますようよろしくお願い申し上げます」