今月初め、結婚4年目にして破局が報じられた、兄弟バンド ジョナス・ブラザーズのジョー・ジョナス(34)と、人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のサンサ役で知られる女優のソフィー・ターナー(27)。破局に関する様々なウワサがささやかれる中、歌手テイラー・スウィフトの過去の楽曲「Mr. Perfectly Fine」がネット上で話題となっている。
ジョーとソフィーは2016年、インスタグラムのDMを介して知り合い、その後交際に発展。翌年10月に婚約を発表し、2019年に結婚式をあげた。2020年には、待望の第1子となる娘ウィラちゃんが誕生。そして昨年、第2子となる女児が誕生した。
しかし先日、米Page Sixは2人が破局し、離婚する方向であると報道。米TMZによると、ジョーとソフィーは半年前から「深刻な問題」を抱えていたと言い、ジョーはこの3ヶ月間、“幼い子どもたちの面倒をほとんど見ていた”とも伝えた。
破局の一因は、ソフィーの「パーティー好き」だったとも言われている。一方、「家にいるのが好き」なジョーは結婚生活を守ろうとしていたものの、娘たちにとって最善を尽くすため、“最終手段”として離婚を申請したという。
そんな中、ジョーとソフィーはそれぞれのインスタグラムに共同声明を発表。「4年間のすばらしい結婚生活の後、私たちは友好的に結婚生活に終止符を打つことをお互いに決めました。その理由については様々な憶測が飛び交っていますが、これは本当に一致団結した決断であり、私たちと子どもたちのためにプライバシーを守りたいという私たちの意思を皆さんが尊重してくださることを願っています」と、破局を認めると同時に、2人を取り巻く「憶測」についても言及した。
ソフィーは「パーティー好き」、ジョーは「家にいるのが好き」だと報じられたものの、2020年のインタビューで、ソフィーとジョーはまるっきり反対のことを言っている。同インタビューにて、夫妻は“家にいるのが好き”なのはソフィーであると明かしたのだ。
@joejonas🤪♬ Paulnsoph relationship – PaulnSoph
米TMZは6日、ジョーと直接接触している複数の情報筋の話として、“結婚が終わったと悟らせるソフィーの言動、行動”が小型の屋内用カメラに記録されていた後、ジョーは離婚を申請したと報じた。カメラに何が映っていたのかは明らかになっていないが、離婚の原因はソフィーにあると言わんばかりの内容だ。
米BuzzFeedによると、破局報道以来、情報筋の話が続々と届いているが、これらはジョーの運営側によるものではないかと考えられているという。
ジョーといえば、2008年に短期間、テイラー・スウィフトと交際していたことで有名だ。破局後、テイラーは出演したトーク番組「The Ellen Show」で、ジョーから「約30秒間の電話でフラれた」と暴露。当時テイラーは司会者に対し、次のように述べた。
【動画】2008年、破局したジョーについて語るテイラー
「いつか、自分にとって本当に本当に『運命の人』だと思える人が見つかるはず。そのときには、18歳のときに、たった25秒間の電話のやりとりで別れを告げてきた男の子のことなんか、すっかり忘れているんだから」
ジョーの名前こそ出さなかったテイラーだが、別れ方が「ヒドすぎる」として、結果的にジョーの元には批判的な声が多く寄せられることとなった。
そんなテイラーは「Forever & Always」「Last Kiss」「Mr. Perfectly Fine」といった曲を発表しているが、これらはジョーについて歌われたものだと言われている。
【動画】Taylor Swift – Forever & Always (Taylor’s Version) (Lyric Video)
【動画】Taylor Swift – Last Kiss (Taylor’s Version) (Lyric Video)
しかし、ジョーはテイラーとの連絡を一方的に絶ち、最終的に電話でポイ捨て。これがテイラーのリベンジ魂に火をつけてしまったのであった。
【動画】Taylor Swift – Mr. Perfectly Fine (Taylor’s Version)
この曲の中でテイラーは、破局でもっとも苦しんだのは、ジョーが自分は何も悪いことをしていないかのように振る舞う“さりげない残酷さ”だったとほのめかしている。
「ハロー、ミスター“さりげなく残酷な男/ミスター“自己中”/あなたにサヨナラを告げられてから私はミス“みじめ”/そしてあなたはミスター“全然平気”」
また、テイラーはジョーが不誠実な謝罪をし、必死に悪者に見えないようにしていたことを非難している。
「ミスター“絶対理由を説明しなかった男”/ミスター“私の泣き顔を見ずに済んだ男”/ミスター“悪いヤツに見えないように心にもない謝罪をする男”/彼はいつも通りの生活を送り/私の名前を聞いたことすら忘れてしまう」
さらに、曲の中でテイラーはジョーのことを「すべてはあなたを中心に回っている」と歌っており、2人の関係全てにおいて、ジョーの条件に従わなければならなかったことを示唆した。
「じっくり戦略を練り、周りの視線を集める/気取った足取りであなたの席へ/そこは最高の部屋の最高の席/彼ってキザな自惚れ屋/ミスター“いつも勝つ男”/あらゆる意味で私よりずっと上」
ジョーとソフィーの破局報道を受け、テイラーの「Mr. Perfectly Fine」は再び注目を集めることに。ネット上には次のようなコメントが投稿されている。
「テイラー・スウィフトが物議をかもしているのは知っているけれど、ジョー・ジョナスについては正にその通りだね」
「テイラーのこのバカに対するイジりは本当に正確。なんて哀れな負け犬なの」
「ミスター“悪いヤツに見えないように心にもない謝罪をする男”…」
「ソフィーにとってはとても奇妙に違いない。この曲が出たとき、彼女(ソフィー)は冗談めいた態度でこの曲について投稿していたのに今や現実になってしまったんだから」
現時点ではソフィーこそが離婚の原因となっているが、テイラーの「Mr. Perfectly Fine」によって、ソフィーに対する風向きは変わるのだろうか。今後の展開に注目が集まる。