裁判が終わったジョニー・デップが、ディオールのフレグランス「ソヴァージュ」の顔として返り咲いた。
俳優ジョニー・デップ(60)が、元妻アンバー・ハード(37)との裁判(2022年)を終えて初めて、ディオールのフレグランス「ソヴァージュ」の新CMに出演した。
【動画】ジョニー・デップ出演、ディオールの新CM
CMの中でデップは、全身黒のファッションを身にまとって詩を朗読する。「獲物の周りを旋回しながら鳴くワシ。オゾンブルーの空に高く燃える太陽。木と石が乾いた大地をかき乱す、冷たい風の跡…」と詩を読み上げた後、最後に「これが『ソヴァージュ』の呼び声だ」と画面を見つめて締めくくる。
Variety誌によると、デップはディオールと「2000万ドル以上」の3年契約を結んだと報じられている。同誌によれば、このパートナーシップは史上最大のメンズフレグランス契約であるという。
ディオールはインスタグラムの投稿でデップを祝福。彼のスチール写真とともに「大胆で力強い、彼のエッセンス、彼の真実。ジョニー・デップは『ソヴァージュ』の魂を体現している」とデップを褒め称えた。
デップがハードに対する名誉毀損裁判を起こしたことが話題になってから1年以上経つ。5人の男性と2人の女性からなる7人の陪審員は、デップとハードの両者に名誉棄損の責任があることを認めたが、ほとんどがデップに味方した形となった。
最近のデップといえば、この夏はアリス・クーパー、ジョー・ペリー、トミー・ヘンリクセンとともに活動するバンド「ハリウッド・ヴァンパイアーズ」のツアーに参加。また5月のカンヌ国際映画祭では、彼がルイ15世を演じたフランス語映画『Jeanne du Barry(原題)』でスクリーンに復帰している。
【動画】『Jeanne du Barry(原題)』予告編(海外版)
今後デップは、デニス・マッキンタイアの戯曲『モディリアーニ』を原作とする映画『Modi(原題)』の監督も務める予定だ。
その根強い人気を証明するように復帰後の活躍がめざましいジョニー・デップの今後に注目しよう。
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