米電気自動車大手テスラ社のCEOで米X社のCTOであるイーロン・マスクは、赤ちゃんの誕生を“帝王切開”の写真と共に知らせていたようだ。
ウォルター・アイザックソン執筆の伝記「Elon Musk」の中で、イーロンの元恋人で歌手のグライムスはイーロンの子を出産時、彼の行動にイラついたことを明かしている。
グライムスによれば、2人にとって長男となるX Æ A-12(X)を出産した際、イーロンは帝王切開時の写真を撮り、それを家族や友人たちに送ったという。同書の中でグライムスは「彼はなぜ私が動揺するのか全くわかっていなかった」と述べており、イーロンがグライムスの父親や兄弟にもその写真を送っていたと回想している。
イーロンとグライムスが交際を始めたのは2018年。その2年後の2020年に長男Xをもうけ、翌年には女児Exa Dark Siderælが誕生。さらに9月12日に発売された伝記「Elon Musk」では、2人の間に第3子となるテクノ・メカニクスが誕生していたことが明らかとなった。
これで11児の父となったイーロンであるが、元妻ジャスティン・ウィルソンとの間に生まれた、トランスジェンダーであるヴィヴィアン(19)とは折り合いが悪いようだ。
イーロンによれば、ヴィヴィアンは16歳のとき、叔父に性別遷移を知らせるメッセージを送ったというが、そこには「パパには言わないで」と書かれていたという。当初、マスクはそのことを気にしていなかったというが、その後、ヴィヴィアンが左翼政治に興味を持ち始め、イーロンとの関係が切れてしまったという。
ヴィヴィアンとの関係はうまくいっていないイーロンだが、昨年にはX(旧ツイッター)で「人口減少の危機を救うためにベストを尽くしている」と宣言している。このことからも、今後イーロンの子どもが誕生する可能性は非常に高いと言えよう。