オスカー女優のハル・ベリー(57)が、スライムまみれの姿をジャケット写真に採用したラッパーのドレイクに不快感を示した。
ドレイクは先日、SZAを客演に迎えた新曲「Slime You Out」をリリース。同シングルのジャケット写真に、2012年にハルが「ニコロデオン・キッズ・チョイス・アワード」に出席した際、緑色のスライムをかけられ絶叫している姿を採用した。
Halle Berry taking a slime bath😬pic.twitter.com/BD1GLCJlzm
— JUMBLE BAG (@JumbleBag) September 16, 2023
そんなハルは先週末、自身のインスタグラムを更新。「時には大きな男にならなければならない…。たとえ女性だとしても!」と投稿。この投稿を見たインスタユーザーはハルに対し、ドレイクのジャケット写真についてどう思っているかを尋ねた。
ハルは、ドレイクにこの写真の使用許可を出していないと断言。すると、別のフォロワーは「あなたの言っていることも理解できる。その一方であの写真の所有者はGetty Images(写真画像代理店)だよ。だから、彼は彼らの許可を得たんだと思う。そして料金を支払った。なんで怒っているの?」と質問。画像の所有者であるGetty Imagesに使用料を払ったため、ドレイクには何の問題もないのではないかと述べた。
これにハルは「だって、彼が私に頼んで、私がノーと言ったからよ。自分がしたいことをするつもりなら、どうして尋ねるのよ!それは私にとって最低の行為だわ。クールじゃない。わかったかしら?」と返答。リスペクトを欠いたドレイクを暗に批判した。
またハルは、インスタグラムのコメント欄に「だから今日この投稿をした。あこがれている人があなたを失望させたとき、あなたはより度量の大きな人間になって前進しないと!」とも書き込んでいる。どうやらハルなりに、このイライラを解消しようと努めているようだ。
なお、ドレイクが発表した「Slime You Out」は、ドレイクの発売間近のアルバム「For All the Dogs」からの2ndシングル。過去の恋愛で見られた未熟な習慣の比喩として“スライム”という単語を使っており、元恋人や異性の子どもじみた行動を批判した楽曲になっているという。