ライアン・マーフィーの人気アンソロジー・シリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」などで知られる人気女優のエマ・ロバーツは、同ドラマの元共演者アンジェリカ・ロスに謝罪した。
エマとアンジェリカは2019年に「アメリカン・ホラー・ストーリー:1984」で共演している。
ことの発端は現地時間9月19日、アンジェリカがインスタグラムのライブにて、エマが撮影現場で彼女に悪口を言ったと暴露したこと。
インスタグラムライブで、アンジェリカは「エマがスタッフに声をかけて『ジョン(当時の撮影監督)、アンジェリカは意地悪なの』って言ったのよ」と当時を振り返った。そして「彼女は本気じゃなかったと思う。でもジョンは『オーケー、レディーたち、もう十分だ!仕事に戻るぞ』って。それで、彼女は私を見て『レディって意味じゃないの?』って感じだった」と続けている。アンジェリカはトランス女優であることから、「レディーたち」と複数形でカウントしたことをエマは指摘したようだ。
Angelica Ross says that Emma Roberts misgendered her and created an unwelcome working environment on the set of ‘AMERICAN HORROR STORY: 1984’.
She adds that she didn’t report it because one person who did speak up got repercussions for doing so. pic.twitter.com/xQDVqoVa8q
— DiscussingFilm (@DiscussingFilm) September 20, 2023
その後、アンジェリカは撮影現場でエマと口を聞かなかったそうだ。
この暴露の翌日、アンジェリカはXにてエマから謝罪されたことを告白。「あなたの行動は味方的なものではなかったと認識して、電話して謝ってくれてありがとう」とつづった。
Thank you @RobertsEmma for calling and apologizing, recognizing your behavior was not that of an ally. I will leave the line open to follow up on your desire to do better and support social justice causes with your platform.
— A N G E L I C A (@angelicaross) September 20, 2023
アンジェリカが最後に出演したのは、シーズン10。そしてエマは、新キャストのキム・カーダシアンとともに、同番組の第12シーズンで復帰を果たす。エマは過去にシーズン3、4、8、9に出演している。シーズン12は、アメリカにて9月20日にFXでプレミア放送される。