ソフィー・ターナー(27)が別居中の夫ジョー・ジョナス(34)を提訴。子供たちをイングランドに帰すよう要求している。
21日、PEOPLE誌は、女優のソフィー・ターナー(「ゲーム・オブ・スローンズ」『X-MEN:ダーク・フェニックス』)が別居中の夫ジョー・ジョナス(ジョナス・ブラザーズ)を提訴したと報じた。訴状は木曜日にマンハッタンの裁判所に提出され、ターナーはふたりの子供(※)をイングランド(イギリス)に帰すよう要求している。
※3歳のウィラと、もう一人14ヶ月とされる娘がいる。
ジョナスに対する訴状は「不当に連れ去られた、あるいは不当に拘束された子どもたちの即時返還」という内容で、ターナーの弁護団は「不当な拘束」が9月20日に始まったと主張している。
ターナーは、2022年のクリスマスにジョナスと交わした会話で、イングランドを「永遠の我が家」と宣言することに合意したと主張。書類によると、夫妻は4月に以前住んでいたマイアミの家を売却し、イングランドの田舎町に家を購入する手続きも進めていたという。
4月の時点でターナーはこの夏に参加していたドラマシリーズ「ジョーン」の撮影を始めていたため、撮影中のターナーよりもジョナスの方が昼間に子どもたちと接せられる時間が多いとして、ジョナス・ブラザーズのツアー中だったジョナスと共にいさせる取り決めに合意した。
しかし書類によればターナーはその「一時的な取り決め」に「ためらい」があったという。
ターナーの主張によると、8月15日に口論となり、ジョナスが9月5日に離婚を申請。その数日後にターナーは「メディアを通して」2人の離婚を知り、「とても突然」に結婚生活が破綻したという。その2週間後、2人が別れた後の次のステップについて話し合うために会った際、親権の問題が表面化したとのことだ。
書類によると「父親(ジョナス)は子どもたちのパスポートを所持している。彼は母親(ターナー)にパスポートを返すことを拒否し、子どもたちを母親とともに英国に帰国させることも拒否している」と、子どもたちがパスポートごとジョナスの管理下にある状態のようだ。
ジョナスの弁護士は9月19日、ターナーの弁護団に、彼がパスポートを返さないこと、子どもたちの引っ越しに同意しないことを確認したとされている。
約3年間の交際を経て、2019年に結婚したターナーとジョナス。ふたりは別れた当時、4年間の結婚生活に終止符を打つという共同声明をそれぞれソーシャルメディアのアカウントに投稿した。
「4年間のすばらしい結婚生活の後、私たちは友好的に結婚生活に終止符を打つことをお互いに決めました」と平穏に別れを発表したふたりの声明は、「理由について様々な憶測が飛び交っていますが、これは本当に一致団結した決断であり、『私たち自身や子どもたちのプライバシーを尊重したい』という私たちの願いを、みなさんが尊重してくださることを心から願っています」という人々への要望で締めくくられていた。
ふたりと子どもたちの苦難がなるべく平穏に終わることを願うばかりだ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。