俳優のジェイク・ギレンホールが、クリストファー・ノーラン監督の『バットマン』3部作で、バットマン役の最有力候補だったことがわかった。
バットマンといえば、これまでマイケル・キートン、ヴァル・キルマー、そして最近ではベン・アフレックやロバート・パティンソンなど、長年にわたって多くの俳優が演じてきた。
そんな中、最近のポッドキャスト『Happy Sad Confused』のエピソードで、脚本家のデヴィッド・S・ゴイヤーは、2005年の『バットマン ビギンズ』でブルース・ウェインこと主人公を演じる最有力候補がジェイクだったことを明かした。この役はクリスチャン・ベイルに決まったが、デヴィッドはジェイクを最有力候補として選んだという。「何人かの人がスクリーンテストを受けましたが、私はギレンホールを推しました」「つまり、ギレンホールは素晴らしいし、クリスチャン・ベイルも素晴らしい」とコメント。デヴィッドはまた、ジェイクがオーディション中にバットマンのスーツを着ている映像が存在すると信じていることも明かした。
そんなジェイクは、バットマン役を逃したかもしれないが、2019年にマーベル映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で悪役ミステリオを演じ、初のスーパーヒーロー映画に出演することになった。
バットマンといえば、最近ではDCユニバースに属さない注目の最新作『THE BATMAN-ザ・バットマン-』が話題となった。本作は若き日の青年ブルースが、狂気に変貌していく姿が描かれる。葛藤しながらも”バットマン”になろうとする様子がミステリアスかつエモーショナルに展開さており、注目のブルース・ウェイン役には、『ハリー・ポッター』『トワイライト』シリーズで一躍人気俳優の仲間入りし、日本でリピーター続出という社会現象を巻き起こした『TENET テネット』で主人公のバディ“ニール”を好演するなど、演技派俳優として再び注目を集めているロバート・パティンソンが抜擢された。