レイチェル・ゼグラーは当初、『ハンガー・ゲーム』の前日譚である『The Hunger Games: The Ballad of Songbirds and Snakes(原題)』の出演を断っていたのだという。Insiderが報じている。
エンターテイメント・ウィークリー誌(EW)の新しいインタビューで、『The Hunger Games: The Ballad of Songbirds and Snakes』のフランシス・ローレンス監督によると、レイチェルは当初、4時間に及ぶ会話の末、ルーシー・グレイ・ベアード役を辞退したという。彼女は、ディズニーの実写版『白雪姫』の撮影から直接、別の大作に移ることを懸念していたようだ。
「ロンドンでの6ヵ月間から、さらに6ヵ月間、ヨーロッパの奥地、ポーランドに行くというアイデアが、彼女を怖がらせてしまった」とローレンスは語った。「彼女は幽霊のように真っ白になった」。 EWは、2022年3月から7月にかけて撮影されたレイチェルの『白雪姫』のスケジュールは、新型コロナウイルスのプロトコルのために家族からも友人からも離れ、孤立したものだと説明した。
ローレンスは、隔離しないと彼女に約束し、ボーイフレンドと家族を連れて訪問すると言ったものの、前日譚映画の他の2人の主役をキャスティングする時が来るまで、彼女は自分の決断を堅持し続けたという。
その後、レイチェルのボーイフレンドであるジョシュ・アンドレス・リベラがキャスティングされた。キャスティングの際にローレンスは、ジョシュが偶然にもレイチェルのボーイフレンドであることを知ったという。その後、レイチェルは出演を受けたそうだ。
レイチェルは以前、6月に『Happy Sad Confused』ポッドキャストで、この役を断り、すぐにその決断について考え直したと語っていた。「ロンドンに着いたばかりで、初めて家から遠く離れたから、消えてしまいたかった。そして、私が知っていて、愛していた人たち全員と離れ離れになり、私は『ノー』と言ったの」と当時語った。「言った瞬間に後悔したよ」と続けていた。