英人気バンド The 1975が今週、現在行っているツアーの終了後、「無期限の休止期間」に入ると発表した。
火曜日、The 1975は「Still … At Their Very Best」ツアー初演となるサクラメント(Golden 1 Center)で公演を実施。
そのライブで、ボーカルのマシュー・ヒーリーは、春に終了するこのツアーをもって、「無期限の休止期間(indefinite hiatus)」に入ると発言した。
ヒーリーは「このツアーの後、僕らは無期限の休止期間に突入する。だからみんなが今夜集まってくれたことは本当にすばらしいことだよ。本当にありがとう」と今後の休止期間について言及し、ファンをどよめかせた。
They will be going on a hiatus after this tour…
— The 1975 News (@the1975_mfc) September 27, 2023
The 1975は過去に「Music For Cars」ツアーの後、ライブ活動を2年間”休止”していた。
The 1975の代理人はThe Times誌やbillboard誌の問い合わせにも詳細を回答しておらず、今回ヒーリーが言及した”休止”が同じように「ライブ活動の休止」を指すのか、しばらくバンド自体の活動をしないいわゆる「活動休止」を指すのかは定かではない。
さまざまな場所で物議をかもす発言を行って他のアーティストから批判されたり、マレーシアの音楽フェスティバルのステージ上で同国の反LGBTQ+政策を非難し、そのまま同性同士でキスをしたことでステージから退場させられてフェス側から訴えられたり、テイラー・スウィフトと交際したかと思えば1ヶ月で破局したりと話題に事欠かないマシュー・ヒーリーだが、ツアーチケットはほぼソールドアウト状態でその人気は衰えない。
彼が率いるThe 1975の今後の活動方針がどうなっていくのか、正式な続報を待とう。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。