リゾは、3人の元ダンサーによりボディ・シェイミングとハラスメントで訴えられているが、この訴訟の棄却をロサンゼルス高等裁判所に要請した。
Page Sixによるとリゾは、裁判資料の中で、もし訴訟が却下されないのであれば、陪審員による裁判を希望すると述べている。
リゾは、ダンサーのアリアナ・デイビス、クリスタル・ウィリアムズ、ノエル・ロドリゲスから持ちかけられた「ひとつひとつの申し立て」を否定しているという。さらにリゾは、この3人が、この訴訟に関して倫理的な違反を犯しており、「汚れた手で罪を犯している」と訴訟に対して述べた。
先月、デイヴィス、ウィリアムズ、ロドリゲスは、リゾがアムステルダムのクラブでヌード・パフォーマーに関わるよう圧力をかけ、解雇する前に太ったことを理由にそのうちのひとりに恥をかかせたと裁判所に提出した書類で述べている。
8月1日に提出された民事訴訟の中で、3人はリゾが今年2月、アムステルダムにあるクラブでツアー中、ダンサーたちにセックスワーカーと肉体関係を持つよう圧力をかけたと訴えた。 原告側は、性的、宗教的、人種的ハラスメント、障害者差別、暴行、虚偽監禁など数多くの告発をしている。訴状では、リゾと彼女のプロダクション会社Big Grrrl Big Touring, Inc.、そしてパフォーマーのダンス・チームのキャプテンであるシャーリーン・クイグリーの名前が挙げられている。
裁判所に提出された書類によると、アムステルダムでコンサートを行なった後、リゾと彼女のクルーはあるクラブで開催されたセックスをテーマにしたショーに参加し、そこで「リゾは出演者を誘ってヌードのパフォーマーに順番に触らせ始めた」と主張している。
リゾのスポークスマンであるステファン・フリードマンは、この疑惑の中でリゾが精力的に弁明すると述べた。「これは、リゾと彼女のチームが、自分たちが説いたことを常に実践してきたことを証明する法的プロセスの第一歩です」とフリードマンは語った。「ボディ・ポジティブの推進、安全で協力的な職場の指導、あらゆる種類のハラスメントからの個人の保護。それに反するいかなる主張も馬鹿げており、我々は法廷でそれを証明することを楽しみにしています」と続けている。