タイタン潜水艇の爆発事故を題材にした映画が、開発中であると報じられている。
A movie about the OceanGate Titan submersible disaster is in the works, @DEADLINE reports. pic.twitter.com/DgSmDvP5lT
— Pop Crave (@PopCrave) September 29, 2023
オーシャンゲート・エクスペディションズ社が運航していた豪華客船タイタニック号を探索する観光用潜水艇「タイタン」。6月18日、乗客乗員合わせて5名を乗せた状態で消息を絶ったこの潜水艇は、22日にその破片が発見されたことで、本体が水圧に耐えきれず爆縮し、乗客乗員全員が死亡したと発表された。
この悲劇からわずか数ヶ月後、潜水艇タイタンの悲劇を映画化することが発表された。Deadlineによると、この映画はMindRiotが製作する。ジャスティン・マクレガーとホラー映画『ザ・ブラックニング』のプロデューサー、E・ブライアン・ドビンズが製作を担当する。さらに、マクレガーはジョナサン・キーシーと共にストーリーを執筆。詳細は限られているが、この映画は悲劇が起こる前後のストーリーをカバーする予定だという。
救出作戦の間、オーシャンゲート、タイタン潜水艇、そしてその億万長者の乗客たちの人生は、メディアでセンセーションを巻き起こした。そして、多くのコメンテーターがタイタン潜水艇の悲劇を映画化することの妥当性に疑問を呈していた。
実際、タイタニック号の残骸を30回以上訪れ、タイタニック号を題材にした映画『タイタニック』を手がけ、アカデミー賞受賞したジェームズ・キャメロン監督は、この死亡事故に関する映画の監督として交渉中とのウワサを否定。
キャメロン監督はツイッターにて「普段はメディアの不快なウワサには反応しないが、今は反応する必要がある。私はオーシャンゲートの映画の話をしていないし、これからもするつもりはない」と断言していた。
タイタン潜水艇の映画は発表されたばかりのため、今後も議論を巻き起こしそうだ。