The 1975のフロントマンであるマシュー・ヒーリーが、コンサート中に謝罪した。
現地時間10月2日(月)夜にハリウッド・ボウルで行われた同バンドのコンサート中、マシューは曲の合間に観客に語りかけ、彼の過去の行動を指摘し批判する人々へメッセージを送った。マシューは、1月にポッドキャストでアイス・スパイスについて人種差別的なジョークを飛ばしたり、黒人女性の残虐性を描いたポルノを観ていることを認めたりするなどして反感を買っていた。
Matty Healy apologizes to fans for his recent controversies at The 1975’s show in Los Angeles:
“Because some of my actions have hurt some people, I apologize to those people and I pledge to do better moving forward.” pic.twitter.com/yVUpkdZZY5
— Pop Crave (@PopCrave) October 3, 2023
Xに投稿された動画では、マシューがショーの間にファンに向かって「僕のいくつかの行動が何人かの人を傷つけてしまったので、その人たちに謝り、これからもっと良くしていくことを誓うよ」「自分の意志を表明することも重要だと思う。アーティストとして、自分のすることすべてが文字通りに受け取られないような環境を作りたいんだ」と語っている。
マシューはまた、彼のステージでの存在感は「普段の生活」と同じではなく、物議を醸すような発言や行動は、作られたステージでの存在感から来るものだと説明した。「他のステージでも、印刷物でも、ポッドキャストでも、21世紀のロック・スターというキャラクターの役割を果たそうと、しばしば見当違いの試みをしている」「だから、複雑なんだ」「時には何かのフリをすることでしか、本当の自分を見つけることができないこともある」と続けた。
マシューといえば、これまでの発言やステージ上での行動が批判されてきた。最近では、マレーシアの音楽フェスティバルのステージ上で、反LGBTQ+政策に抗議し、同性同士でキスをしたことにより3日間予定されていたフェスが中止に。フェスの主催者から訴えられている。