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ニューヨークの21歳学生がドバイの空港で逮捕される! 警備員の腕に「そっと触れた」だけで1年間の禁固刑に・・

Insiderのインスタグラムより NEWS
Insiderのインスタグラムより

21歳のニューヨークの女子大生が、ドバイの空港で警備員の腕にそっと触れただけで、「暴行と侮辱」を働いたとして、1年間の禁固刑を言い渡された。Insiderが報じている。

アラブ首長国連邦で外国人に法的支援を提供する団体「Detained in Dubai」はプレスリリースで、エリザベス・ポランコ・デ・ロス・サントスが7月に友人とイスタンブールからニューヨークへ向かうためドバイ国際空港を通過した際、「卑劣で苦痛に満ちた屈辱的な検査 」に直面したと述べた。

「Detained in Dubai」の創設者であるラダ・スターリングは声明で「エリザベスはドバイに6時間(乗り換えのために)滞在するつもりだっただけなのに、彼女は何カ月もそこにいて、費用と弁護士費用で5万ドル(約745万円)を失いました」と述べている。「彼女は現在、1年の実刑判決を言い渡されていますが、もしすべてがうまくいけば、UAEからのフライトを予約できるまで拘留されるだけです」とスターリングは付け加えた。

Detained in Dubaiの以前の声明によると、エリザベスが空港の女性警備員の要求に応じて医療用のウエスト・トレーニング・ブレースを外した後、警備員は彼女がそれを元に戻すのを手伝うのを拒否した。この時、エリザベスは警備員の一人の腕に 「そっと触れた」のだという。その後、職員は彼女に「女性の税関職員に触れた」ことを理由に拘留すると告げた。

ドバイで拘留されたエリザベスは、ホテルを転々とし、裁判を待つという悲惨な数カ月を過ごしたという。

「明日、強制送還が許可されたとしても、それまで彼女は刑務所に留置され、さらなる遅滞があるのか、それとも実際に全刑期を服役させられることになるのかわからないのです」とスターリングは言う。さらにスターリングは、アラブ首長国連邦の「後進的司法制度」の犠牲になったアメリカ市民は、彼女だけではないと述べ、スターリングは、ティエラ・アレンとピーター・クラークを例に出した。

Detained in Dubaiによると、アレンは、自動車事故の後、「公衆の面前で叫んだ」という理由で逮捕され、何カ月も拘留された。そしてドバイの地元当局によって、渡航禁止を解除してもらうために約1,300ドルを支払わなければならなかった。そしてカリフォルニア州民のクラークはドバイに飛ぶ前に合法的に大麻を吸ったためにドバイの薬物法に違反した容疑で逮捕され、2カ月間拘留された後、5万ドル(約745万円)を支払ったそうだ。

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