映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』で、ジョーカー役を演じたバリー・コーガンは、同映画のオーディション動画で10ドル(約1400円)費やしたことを明かしている。
エスクァイア誌に掲載されたバリーの最新プロフィールによると、彼はロバート・パティンソンを最新のバットマン役に起用したマット・リーヴス監督の『THE BATMAN-ザ・バットマン-』で、10ドルかけてセルフテープを作り、オーディションを受けたという。このとき、バリーはリドラー役を演じるためにテープを送ったが、結局ポール・ダノがその役を射止めた。しかし、バリーはリーヴス監督に感銘を与え、ジョーカー役に大抜擢されたのだ。
— Barry Keoghan (@BarryKeoghan) October 3, 2022
バリーはこの時を振り返り、「僕は、キューブリック的なスタイルで作りたかったんだ。左右対称、背中のX、四角いドア枠、すべてを四角くしたかった。ただ、格好良さが伝わるようにしたかった。スワッグで愛らしくね。ただ自分でアイディアを出したんだ。そして、『これを送るよ!』って感じだった」と、1971年の名作『時計じかけのオレンジ』を意識したと明かした。
ちなみに「僕はリドラーになりたかったんだ」と、バリーは昨年GQ UKに語り、自己録音したオーディションのテープをオンラインで初公開していた。
映画が公開された後、ワーナー・ブラザースはこの映画の削除されたシーンを公式に公開し、バリーのジョーカー役をお披露目。瞬く間に話題となった。『THE BATMANーザ・バットマンー』は続編が決定しており、バリーは再びジョーカーを演じる。
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