人気歌手でラッパーのドージャ・キャットが、あるTシャツを着用したことにより、ネットで非難を浴びている。
Doja Cat deletes and reposts cropped photo after being called out for wearing a shirt of alleged Neo-Nazi comedian Sam Hyde:
“🙄🙄🙄…” pic.twitter.com/qbBsiAlr48
— Pop Base (@PopBase) October 7, 2023
ドージャ・キャットは、物議を醸しているコメディアン、サム・ハイドがデザインされたTシャツを着用した。サム・ハイドといえば、オルト右派やネオナチズムとつながりのあることで知られている。サム・ハイドは2016年、「Million Dollar Extreme Presents: World Peace」というコメディ番組を共同執筆した。しかしこの番組は、人種差別や性差別を助長し、偏見に満ちた見解を共有しているとの批判を受け、1シーズンで打ち切られたという。さらにサムは2017年、ネオナチの出版物であるウェブサイト「デイリー・ストーマー」の創設者の弁護のために5,000ドルを寄付したことが話題となっていた。
ドージャ・キャットは、当初メインフィードの写真で彼女のルックをシェアしていたが、後にそれを削除し、画像を切り取った新しいバージョンをアップロードし直したという。ハイドの顔が写っているシャツを着た少しぼやけたセルフィーも彼女のインスタグラムのストーリーに投稿された。
ドージャ・キャットの写真はソーシャルメディア上で反発を呼び、ユーザーたちは彼女がサム・ハイドの正体やオルト右派との関係を知っていたのかどうか質問した。
さらに、「彼女は自分のキャリアを終わらせたいの?」「笑えない」などのコメントも寄せられ、ドージャに対し「服を通して伝えるシンボルやメッセージに気を配ることは非常に重要だ」と呼びかけるコメントも見受けられた。