アンバー・ハードとジェイソン・モモアが、『アクアマン2(原題:Aquaman and the Lost Kingdom)』の撮影現場で不仲だったと報じられている。
Variety誌は、10月10日に暴露記事を掲載。その中には、ジョニー・デップの元妻であるアンバーが、続編の撮影中にジェイソンと大きな緊張関係にあったと書かれていた。
Variety誌が公開したアンバー・ハードのセラピスト、ドーン・ヒューズ医師との面会記録には、「ジェイソンは私をクビにしたいと言った。ジェイソンは酔っぱらって、撮影現場に遅刻した。ジョニー(・デップ)みたいな服を着て。指輪も全部持っている」と、ジェイソンが撮影現場で泥酔し、アンバーを映画から追い出そうとしたことが書かれていた。
その一方でDCの広報担当者は、「ジェイソン・モモアは、『アクアマン2』の撮影現場ではつねにプロフェッショナルな態度で臨んでいました」と反論した。
そのほかにも、舞台裏の修羅場を知る情報筋は、アンバーのボーイフレンドであったイーロン・マスクがワーナー・ブラザーズに痛烈な手紙を書き、アンバー降板の危機を救ったのだという。なんとも、アンバーが解雇されるようなことがあれば、「家を燃やす」という“脅迫状”が送られたとのこと。
そしてVariety誌によれば、この脅迫には“効果があった”とし、ハリウッドのスタジオは、最終的にアンバーとの契約を前進させたという。イーロンとアンバーは、2016年から2018年までデートを繰り返した。彼女は以前、2015年から2017年までデップと結婚していた。
2022年にジョニーとの名誉毀損裁判が大きな話題となった際、メラ役のアンバーのスクリーンでの演技に再び注目が集まった。アンバーは証言の中で、ワーナー・ブラザースのスタジオ幹部が、ジョニーとの現在進行中の訴訟劇のために彼女を続編に「入れたくなかった」と主張した。「私は脚本を渡され、その後、アクションのあるシーンを削除した新しいバージョンの脚本を渡されました……彼らは基本的に私の役割から多くを取り除きました」と彼女は法廷で主張した。
しかし、DCのボスであるウォルター・ハマダは、証言の中でアンバーの説明に異議を唱え、彼女の役割が最小化されたのはデップとは何の関係もないと主張していた。
今回の暴露記事について、ワーナー、アンバー、ジェイソンらはまだコメントを出していないことから、今後の動きにも注目が集まる。