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オリヴィア・ロドリゴ、元恋敵サブリナ・カーペンターとのバトルに終止符!? 新曲「Lacy」に登場する憧れの女性はサブリナのこと・・? 「賢くてセクシーで… 」

オリヴィア・ロドリゴ(左)、サブリナ・カーペンター MUSIC/ARTISTS
オリヴィア・ロドリゴ(左)、サブリナ・カーペンター

若手歌手オリヴィア・ロドリゴが最近発表した楽曲「Lacy」は、かつて恋敵(こいがたき)と言われた歌手サブリナ・カーペンターについて歌っているのではないかと、ファンの間でささやかれている。

ディズニーの公式動画配信サービス「ディズニープラス(Disney+)」のオリジナルドラマ「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」に主人公ニニ役で出演していたオリヴィアは、2021年1月にデビュー・シングル「drivers license」をリリース。

【動画】Olivia Rodrigo – drivers license (Official Video)

大好きな彼のために“drivers license(運転免許証)”を取得した女の子。しかし、その彼はすでに別の女性に心変わりしていた――。あまりにも切なすぎる内容に多くの人々が共感。同曲は、全米・全英のシングル・チャートで初登場1位を獲得したほか、Apple Musicのデイリーチャートで88の国と地域で1位になるなど、世界的ヒットとなった。

「drivers license」のヒットでささやかれ始めた“ある疑惑”

オリヴィアを一躍スターダムに押し上げた「drivers license」。しかし、一部ファンの間では同曲はオリヴィアと交際していたとされる俳優ジョシュア・バセットと、ジョシュアとその後ロマンスが報じられたサブリナにあてたリベンジソングなのではとのウワサが浮上することになった。

オリヴィア・ロドリゴとジョシュア・バセット Photo: Broadimage/Shutterstock

オリヴィア・ロドリゴとジョシュア・バセット Photo: Broadimage/Shutterstock

なお、「drivers license」の歌詞には、オリヴィアの“彼”“彼女よりも年上のブロンドの子”が登場する。(オリヴィアは2003年生まれ、サブリナは1999年生まれ)

「きっと、金髪の女の子と一緒にいるのね/いつも疑っていたの/彼女は私よりずいぶん年上/彼女が私の不安の元凶」(「drivers license」より)
サブリナはオリヴィアよりも年上でブロンドでもあるが・・ @sabrinacarpenter / Instagram

サブリナはオリヴィアよりも年上でブロンドでもあるが・・ @sabrinacarpenter / Instagram

オリヴィアの怒りの矛先はジョシュアへも・・

オリヴィアは同年5月、デビュー・アルバム「SOUR(サワー)」を発表。すると今度は、「Traitor(裏切者という意味)」という収録曲が話題にあがることに。タイトルからすでにオリヴィアの怒りが伝わってくるが、歌詞には自分と別れてすぐに他の女性に乗り換えた元恋人への恨みがしたためられている。

「あなたが彼女のところへ駆けよったのは笑えるね?/私たちが別れようって言ったその瞬間に/僕たちは友達だとか言ってたのにおかしくない?/いまではそうじゃないってことがハッキリした」(「Traitor」より)
「私たちが一緒にいたときでもあなたは彼女に話してた/あなたのヒドいところも愛してたけど、どうでもよかった/別れてからデートするまで2週間だったね/浮気はしてないけど、でもあなたは裏切り者」(「Traitor」より)

【動画】Olivia Rodrigo – traitor (Official Video)

暗に批判されたサブリナも歌で反論!?

「drivers license」のリリースから1か月も経たない1月22日、サブリナは新曲「Skin」をサプライズ・リリース。歌詞には、“ブロンド”という言葉が含まれていたことから、オリヴィアへのアンサーソングなのではないかとの疑惑が浮上する事態となった。

「何にもないフリをしていられたかもしれない/そんな言葉には重みがないものね/おそらくわざとではないんでしょう/『ブロンド』なんて、あえて韻を踏んだだけよね」(「Skin」より)

その後、インスタグラムを更新したサブリナは、「この曲は特定の誰かにあてたものではないの。具体的なシチュエーションを書いた部分もあるけれど、その他は私がここ数年にわたって経験してきたことよ。時には悩んだこともあった。でも、今は自分の感情を他人にぶつけないようにしているの」とつづり、オリヴィアに宛てた曲ではないことを明言した。

【動画】Sabrina Carpenter – Skin

そんなサブリナは翌年、「because i liked a boy」を発表。同曲の歌詞からは、アンチからあることないこと批判され続けたサブリナの複雑な心境が見て取れる。

「いまや私はカップルクラッシャー、尻軽女なんだって/トラックいっぱいの罵詈雑言を受けたわ/私はだれなのか教えてよ。それ以外の方法がないの/私はただ、あの男の子が好きだっただけなのに」(「because i liked a boy」より)

【動画】Sabrina Carpenter – because i liked a boy (Official Video)

オリヴィアの中にあった嫉妬心が時を経て変化・・?

ジョシュア、サブリナとの三角関係でメディアを賑わせたオリヴィアは今年9月、2ndアルバム「GUTS(ガッツ)」をリリース。良曲ぞろいの同作にて、ファンが特に注目したのは「Lacy」という楽曲だ。

【動画】Olivia Rodrigo – lacy (Official Lyric Video)

「Lacy」の内容をざっくり説明すると、最初はその女性にただ「嫉妬」していただけだったが、その後、彼女に「夢中」になってしまうというものだ。

これまで男性との交際で注目を浴びてきたオリヴィアだが、自身のセクシュアリティについてはいまだ公言しておらず、「Lacy」を通じてLGBTQ+であることをカミングアウトしたのか、それとも単にうらやましく思っている女性へのプラトニックな崇拝について歌っているのかは定かではない。

いずれにせよ、この曲には、Lacy=サブリナであることをほのめかすようなヒントが散りばめられているという。

曲の冒頭から「最高にかわいい」「親愛なる天使」とある人物を絶賛したオリヴィアは、その後もその人物をこれでもかというほど褒めちぎっている。

「賢くてセクシーなレイシー、最近おかしくなっちゃいそうよ/あなたのお世辞はまるで肌(skin)にささった銃弾のよう/まばゆいばかりの小さな星、(ブリジッド・)バルドーの生まれ変わり/まあ、あなたって今まで存在した中でもっとも最高なんじゃない?」(「Lacy」より)
「あなたの髪についているリボンのように、私の胃は結び目だらけ/私がほしいものをあなたはもっている」(「Lacy」より)

「まるで肌(skin)にささった銃弾のよう」の「肌(skin)」はサブリナが以前リリースした楽曲のタイトル名と一致する。

また、サブリナは女優でモデルのブリジッド・バルドーに似ていることで知られている、過去には、バルドーの歴史的なフォトシュートを再現したこともあった。

また、サブリナはよく髪にリボンをつけており、インスタグラムでもリボンをつけた姿を度々披露している。そして「私がほしいものをあなたはもっている」という歌詞は、サブリナの元に行ってしまったジョシュアや、サブリナと非常に親しい大物歌手テイラー・スウィフトなどとの関係に言及しているのではないかとの声もある。

リボンやハートなどかわいらしいアイテムを好むサブリナ @sabrinacarpenter / Instagram

リボンやハートなどかわいらしいアイテムを好むサブリナ @sabrinacarpenter / Instagram

テイラー(左)の前座に抜てきされただけでなく、プライベートでも交流のある2人 @TheSwiftSociety / X

テイラー(左)の前座に抜てきされただけでなく、プライベートでも交流のある2人 @TheSwiftSociety / X

実はオリヴィアは大のテイラー好きであり、音楽キャリアの初期はテイラーの大ファンであることをあらゆるメディアを通じて公言していた。しかし、デビュー・アルバム「SOUR」のリリース後、“権利問題”などで仲がこじれてしまったとも伝えられている。

ネット上はというと、「オリヴィア・ロドリゴの『Lacy』はサブリナ・カーペンターについての歌で、誰であろうが(そうではないと)私を説得できない」「バルドーの生まれ変わりってサブリナのほかにいないよね?」など、「Lacy」はサブリナについて歌っているのではないかとの意見が噴出。また、ある人物は「Lacy」のリリック・ビデオに注目。映像内に置かれた指輪のうちS(※)だけがなぜかないこと、また歌詞のSが太字であることから、サブリナ(Sabrina)Sをあらわしているのではないか?と考察している。

※「Lacy」が収録されたアルバム名は「GUTS」。

指輪と歌詞の「S」に注目 Olivia Rodrigo / YouTube

指輪と歌詞の「S」に注目 Olivia Rodrigo / YouTube

しかしながら、オリヴィアはつい最近、英The Guardian紙に対し「私は自分の曲が誰のことについて歌っているか決して言いたくないの。これまでのキャリアでそんなことしたことないし、多分これからもしない」と述べている。このことから、オリヴィアの気が変わらない限り真相はわからなそうだ・・。


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