ブリトニー・スピアーズ(41)が、20年間ひとりで抱えてきた辛い経験をシェアした。
PEOPLE誌によると、10月24日にリリース予定のスピアーズの回顧録「The Woman in Me(原題)」で、彼女はこれまで明かしてこなかった辛い記憶をシェアするようだ。
その経験とは、ジャスティン・ティンバーレイクと交際していた頃に経験した妊娠・堕胎手術である。
「(妊娠には)びっくりしたけど、それは私にとって悲劇ではなかったの。私はジャスティンを心から愛していて、いつか彼と一緒に家庭を持つことになると思ってた。ただ私の予想よりかなり早くその時が来ただけだったのよ」と、予想よりは早かったが、ティンバーレイクとの子どもを受け入れる姿勢だったことを明かしたスピアーズ。
しかし彼女は続けて「でもジャスティンは妊娠を全然喜ばなかった。彼は『僕らはまだ人生に赤ちゃんを迎える準備はできてないよ。僕らはまだ若すぎる』と言ったの」とティンバーレイクに出産を反対されたことを明らかにした。
PEOPLE誌はティンバーレイクのコメントを求めたが、まだ彼の代理人は応じていないようだ。
「もし私ひとりで判断したなら、絶対に(堕胎は)しなかった。でもジャスティンは父親になりたくないという姿勢を固く貫いていたの」「あの(堕胎手術の)日は私の人生でもっとも痛ましい経験だったな」と、自分の意に反した堕胎手術の辛い記憶を振り返った。
ちなみにスピアーズは2002年にティンバーレイクと別れた後、2番目の夫であるケヴィン・フェダーラインとの間にショーン・プレストン、ジェイデン・ジェームズという2人の子どもを授かっている。
出版社ギャラリーブックスのプレスリリースによると、10月24日リリースの「The Woman in Me(原題)」では「ポップミュージック史上最も偉大なパフォーマーの一人である彼女の驚くべき旅路(とその核心にある強さ)を初めて明らかに」し、「音楽と愛の不朽の力、そして女性が自分自身の言葉で自分自身の物語を語ることの重要性を照らし出す」という。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。