ブリトニー・スピアーズ(41)は、近日公開予定の回顧録「The Woman in Me(原題)」の中で、なぜインスタグラムで頻繁(ひんぱん)にハダカの写真を投稿するのかについて持論を展開しているという。
ニューヨーク・タイムズによると、回顧録で彼女は「私がハダカや斬新な服装で写真を撮ることを愛している理由を語っても、多くの人は理解してくれないと思う」「でも、他人に何千回も撮影され、他人に認められるために刺激的なポーズをとってくるという経験をすればわかってくれると思うよ。『自分自身がセクシーだと思えるポーズで、自分自身による写真を撮ることに大きな喜びを感じる』っていう私の気持ちをね」と、彼女は自分が他人からセクシーを求められすぎた結果、自己流のセクシーを楽しむようになったと説明しているようだ。
スピアーズは2008年から2021年にかけて、数えきれないほどのセクシーな写真・動画をソーシャルメディア上にシェアしてきた。さらに近年は世界中のビーチで自慢の身体を披露したり、トップレスの状態で馬に乗ったりと、大胆な行動を続けている。
しかしこの刺激的な投稿によって、ブリトニーと子どもたち(※)プレストン(18)とジェイデン(17)の間には亀裂が生じているという。
※ブリトニーが元夫ケビン・フェダーラインとの間にもうけた男児。
ジェイデンは昨年、イギリスのITVに対し「まるで彼女は、注目を浴びるためにインスタグラムに投稿することが義務づけられているみたいだよ」「これは何年も何年も何年も続いていて、彼女がこのままずっと続ける可能性は高いだろうね」と、母の投稿に呆れていることを明かした。
元夫でDJのフェダーラインもこれについての意見をITVに語っている。
「これは彼女が自己表現しようとするための1つの方法なんだ」と、息子たちにしばしば言い聞かせているというフェダーラインだが、やはり母親のハダカをインターネット上で見かけるという経験は少年たちには「つらい」と指摘。「ティーンエイジャーとして高校に通わなければならない彼らの気持ちは想像できないよ」「どれだけ多くの人が(息子たちに)その件について尋ねたり言及したりしてくるのかわからないしね」と、フェダーラインは学校に通う息子たちの気持ちを考えて苦悩しているようだ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。