『ミッション:インポッシブル』シリーズの8作目となる『Mission: Impossible – Dead Reckoning Part Two(原題)』の米公開が延期となった。
トム・クルーズ率いるスパイ・フランチャイズ『ミッション:インポッシブル』の8作目は、今夏公開された『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の直接の続編となる。当初は、フランチャイズ最後の作品になる予定だったが、代わりにこの映画は、シリーズ史上最大のミッションの後編となる。
パラマウントはScreen Rantに対し『ミッション:インポッシブル』8作目の公開日が1年近く延期されたことを認めた。米公開日は当初の2024年6月28日ではなく、2025年5月23日となる。また、THRによると、『Dead Reckoning Part Two』の部分が削除され、映画のタイトルは変更になる可能性があるという。このニュースは、ハリウッドの俳優たちが映画・テレビ業界における公正な賃金を求めてストライキを続けている中で発表された。
本作の延期は、AMPTPに加盟するスタジオに対する俳優たちのストライキが続いていることが原因で延期された、数多くの映画のひとつに過ぎない。脚本家のストライキが終結したことで、組合メンバーは次回作の制作に取り掛かっているが、俳優全員がストライキ中であるため、新作の撮影はできない。さらに、俳優たちはストライキ中、次回作の宣伝ができない状態となっている。
トムはつねにエンターテインメントを追求し、努力を惜しまないことでも知られている。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』では、ドバイのブルジュ・ハリファに登り、このシリーズで最も印象的なアクションシーンのひとつとなった。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』では、飛行機にぶら下がり、水中で6分間息を止めた。 続く『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』では、実践的なHALOジャンプを行い、屋上から次の屋上に飛び移る際に足首を骨折したことは有名である。
そのため『Mission: Impossible – Dead Reckoning Part Two』がどのような映画になるのか期待が高まっている。