ソフィア・コッポラの新作映画『プリシラ(原題)』で、エルヴィス・プレスリーを演じる人気俳優のジェイコブ・エロルディ。彼は、エルヴィスのことについてあまり知らなかったという。
ジェイコブは先日、人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」に出演。そこで、エルヴィスを演じることは想像していなかったと認め、その経験は「ちょっと怖かった」と付け加えた。
「エルヴィスのことを一番知っていたのは『リロ&スティッチ』の中だった」とジェイコブはジミー・ファロンに明かした。ディズニー映画『リロ&スティッチ』では、リロはエルヴィスの大ファンで、スティッチにキングのコスプレをさせていたシーンがある。
彼は続けて、まさか自分が受けるとは思っていなかったオーディションを振り返った。「ソフィアからエルヴィスと書かれた紙が送られてきたんだけど、僕はただ、『こんなことが起こる可能性はないだろう』と思っていたんだ」「それで、彼がドイツの軍隊から戻ってきたときの映像を見たんだ。15分くらいセリフを読んで、2テイク撮影した」とオーディションについても語っている。
ジェイコブといえば、これまでネットフリックスの人気映画『キスから始まるものがたり』シリーズや、HBOの人気ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」へ出演。そんな彼は『キスから始まるものがたり』の1作目が公開されたあと、俳優を辞めようと思ったという。GQのインタビューでは、「僕は繊細でとてもドラマチックなんだ。大衆のキャラクターでいるのがイヤだったんだ。自分から遠く離れていると感じたんだ」と話していた。
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