ある音楽プロデューサーが、今年初めにロンドンのナイトクラブで、グラミー賞受賞者のクリス・ブラウンに暴行を受けたとして訴訟を起こしている。
Page Sixが入手した裁判書類の中で、「Onegodmusic」重役のアマドゥ・“エイブ”・ディアウは、2月にロンドンのナイトクラブ「Tape」でクリスからテキーラの瓶で頭を殴られた後、「深刻で永続的な怪我を負わされた」と主張している。
さらにクリスは、アマドゥを踏みつけ、首の後ろを蹴るなどしたという。アマドゥは30秒ほど意識を失ったそうだ。
これにより、アマドゥは「頭の裂傷と足の靭帯断裂」で病院に運ばれたと報道されている。彼はまた、この事件の後、クリスが彼の仕事上の関係を悪くするために、彼を泥棒よばわりするなど、彼と彼の顧客について「虚偽の噂を流して中傷する行為」に及んだと主張している。
またアマドゥの訴えによると、彼の身体的傷害は後遺症が残る可能性があり、「深刻かつ永続的な精神的苦痛とトラウマを被った」と言い、損害賠償を求め、陪審員による裁判を求めている。
クリスといえば2009年に交際中のリアーナを殴り、顔に打撲傷と腫れを残して入院させたことでも知られている。彼は結局、暴行の罪を認めた後、5年間の保護観察処分と180日間の地域労働を命じられていた。
そのほか、2014年には軽犯罪の暴行で有罪を認め、その後コロンビア特別区の刑務所に2日間収監された。2016年には凶器による暴行の疑いで逮捕され、2017年には元恋人から5年間の接近禁止命令を受けている。
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