最新ホラー映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』が、米国内におけるホラー映画としては歴史的な大ヒットスタートを切った。
ユニバーサルとブラムハウス製作による最新ホラー映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』が、7,800万ドル(約116億7300万円)超えの大ヒットスタートを記録した。日本では2024年2月9日から公開が決まっている今作は、PCおよびスマートフォン向けに作られた同名のゲーム(通称“FNAF”)の映画化作品。
廃墟(はいきょ)と化したピザレストラン「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」を舞台に次々に巻き起こる奇妙な出来事を描くホラー作品で、機械仕掛けのマスコットたちが主人公たちに襲い掛かるというコンセプトだ。
【動画】『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』日本版予告編
原作ゲームでも監視カメラやライト、扉を駆使して機械人形から逃げ回るスリルが特徴で、それが再現された内容に期待が深まる。
今作はホラー映画としては『IT “それ”が見えたら終わり。』2部作に次ぐ第3位のオープニング興行収入を成しとげたことになり、ハロウィーンの週末としては過去最高の興行収入である。
誰もが知る(しかもホラーでない)ゲームの映画化である『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のオープニング成績が約1億4600万ドルだったことと比較しても、ホラー映画である今作が7800万ドルスタートというのは破格の成績であることがわかる。
『ハッピー・デス・デイ』『ブラック・フォン』『M3GAN ミーガン』など、新進気鋭のホラー映画を送り出し続けるブラムハウスによる最新作『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は来年2月9日から日本公開。さらなる続報に期待したい。
<スタッフ&キャスト>
出演:ジョシュ・ハッチャーソン、エリザベス・レイル、パイパー・ルビオ、キャット・コナー・スターリング、メアリー・スチュアート・マスターソン、マシュー・リラード他
監督:エマ・タミ
製作:ジェイソン・ブラム(『M3GAN/ミーガン』、『エクソシスト 信じる者』、『ハロウィン』シリーズほか)、スコット・カーソン
原作:ゲーム「Five Nights at Freddy’s」シリーズ/スコット・カーソン
公開日:2024 年 2 月 9 日(金)全国公開/2023 年 10 月 27 日(金)US 公開
配給:東宝東和
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公式 HP:https://fnaf-movie.jp/
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フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。