「フレンズ」のキャストたちは、マシュー・ペリーの訃報に「動揺」していると、情報筋がPage Sixに語った。
「フレンズ」は、1994年から2004年まで10シーズンにわたって放送されたコメディドラマ。ニューヨーク・マンハッタンを舞台に、男女6人が繰り広げる友情や恋愛をユーモアたっぷりに描き、アメリカのみならず日本を含む世界中で社会現象を巻き起こすほどの人気となった。
本作でマシューと共演者したジェニファー・アニストン、コートニー・コックス、デヴィッド・シュワイマー、マット・ルブランク、リサ・クドローは現在、共同声明を発表する準備をしているという。「マティは彼らの兄弟だったのですから。ただただ打ちのめされています」と情報筋は明かしている。
「フレンズ」は、メインキャスト6人全員を世界的スターダムに押し上げ、数十年にわたる友情を育んだ。
アルコールと薬物中毒との闘いを公言していたマシューは「フレンズ」が終わった後も、特にジェニファーと親しかった。
「彼女が一番手を差し伸べてくれた。彼女には本当に感謝している」と彼は2022年にダイアン・ソーヤーに語った。2022年の回顧録『Friends, Lovers, and the Big Terrible Thing』の中で、マシューはまた、彼の薬物乱用がキャスト仲間に明らかになったとき、最初に彼に支えてくれたのはジェニファーだったと明かしている。
マシューの家族は、彼の死後に声明を発表しており、「私たちの最愛の息子であり兄弟であったマシューの悲劇的な死に、私たちは心を痛めています」「マシューは俳優としても友人としても、世界に多くの喜びをもたらしてくれました。皆さんは彼にとってとても大切な存在であり、私たちは多大な愛情に感謝しています」とつづった。
マシューは現地時間10月28日、ジャグジーの中で発見された。
意識不明のマシューを発見したアシスタントから心停止の通報を受け、救急隊が彼の自宅に急行した。正式な死因はまだ発表されていないが、警察関係者はTMZに対し、犯罪の証拠はないと語っている。