『ハンガー・ゲーム』の前日譚『ハンガー・ゲーム0(原題:The Ballad of Songbirds and Snakes) 』がSAG-AFTRA(映画俳優組合-米国テレビ・ラジオ芸能人組合)から暫定的な合意を得たことで、出演者のレイチェル・ゼグラー、トム・ブライス、ヴィオラ・デイヴィス、ピーター・ディンクレイジらが11月17日の米劇場公開前にプロモーションを行うことが許可された。Varietyが報じている。
レイチェル・ゼグラーは、さっそく自身のインスタグラムに本作のポスターを投稿した。
なぜ公開日間近に、このような契約が結ばれたのかは定かではない。しかし、遅ればせながらの宣伝効果は、感謝祭前後に映画館に足を運んでもらうための大きな助けとなるかもしれない。『ハンガー・ゲーム0』の製作費は1億ドルで、10億ドル規模のフランチャイズとしては8年ぶりとなり、ジェニファー・ローレンスがいない作品としては初となる。そのためこの作品の興行成績がどのようになるのか、注目が集まっている。
俳優たちのストライキが続く中、暫定契約を得られなかった映画、たとえばコメディ『Dumb Money(原題)』(セス・ローゲン、ピート・デヴィッドソン、アメリカ・フェレーラ出演)は、派手なレッドカーペットやトークショーへの出演もなく、興行的に苦戦している。
『ハンガー・ゲーム0』は、全世界 1億部を突破した同名ベストセラー小説を映画化し、全世界 4,200 億円を記録した世界的メガヒットシリーズの最新作。『ハンガー・ゲーム』でジェニファー・ローレンスが演じたカットニス・エバディーンがプレイヤーとして志願する 64 年前の物語で、ドナルド・サザーランドが演じたコリオレーナス・スノーが独裁者として大統領になる数 10 年前に当たる前日譚。
日本公開日は12 月 22 日(金)に決定している。