女優のジェニファー・アニストン(54)が、人気海外ドラマ「フレンズ」の共演者で先日亡くなったマシュー・ペリー(享年54)について話す、2004年のインタビュー映像が再浮上し話題となっている。
今回注目を集めているのは、米NBCで10シーズンに渡り放送されてきた「フレンズ」がフィナーレを迎える前、ダイアン・ソイヤーのインタビューに応じたジェニファーの映像。キャスト仲間たちがそれぞれ自身について知らなかったことは何か尋ねられた際、コートニー・コックスやリサ・クドローについては嬉々として語ったジェニファーだが、マシューの名前が出た途端、頭を下げ涙を流し始めた。
#throwback : Jennifer Aniston cried while talking about the idea of losing Matthew Perry in 2004
Jennifer Aniston Cried Over Matthew Perry’s Addiction Battle pic.twitter.com/DrgdvTfT3w
— Warpaint Journal (@WarpaintJournal) October 30, 2023
見るからに感情的になりながら「彼は大丈夫です」と答えたジェニファーは「彼は苦労したんです」と、「フレンズ」でひょうきんなチャンドラーを演じていた裏で、人知れずドラッグやアルコールと闘っていたマシューについて次のように話した。
「私たちは知らなかった。私たちはそれの対処法を持ち合わせていなかったの。誰もそれに対処したことはなかった。そして彼を失うという考えさえも…。彼は苦労していますが、大丈夫です」
1997年にジェットスキー事故に遭ったマシューはバイコディン(麻薬性鎮痛薬)中毒になり、その後、アルコール中毒になった。2000年には、飲酒が引き金となり膵炎(すいえん)で入院したと米Us Weeklyは報じている。
マシューはちょうど1年前に発表した回顧録「Friends, Lovers and the Big Terrible Thing」で、依存症から脱却するために900万ドル(約14億円)を要したこと、49歳の時にオピオイド(麻薬性鎮痛薬)の使用で大腸が破裂し生死をさまよう経験をしていたことなどを明かしている。
マシューは10月28日(現地時間)、自宅のジャグジーで亡くなっているのを発見された。現場から違法な薬物は見つかっておらず、解剖も完了しているものの、正式な死因に関してはいまだ特定されていない。