セレーナ・ゴメスが、ソーシャルメディアからいったん距離を置くとも取れる投稿を行った。
月曜日、セレーナ・ゴメス(31)がインスタグラムにストーリーを投稿。彼女は一度ソーシャルメディアと距離を置きたいようだ。彼女のストーリーによれば彼女は「世界で起こっているすべての恐怖、憎しみ、暴力、恐怖を目の当たりにして、私の心は張り裂けそう」な状態になっているという。
「人々が拷問されたり殺されたり、特定の人々に対して恐ろしいヘイトがあることが恐ろしい」「すべての人々、特に子どもたちが保護される必要がある」「暴力は永遠になくなるべき」と、世界で人々が苦しむ様子を見ていることに耐えられない心境をつづったセレーナ。
セレーナは「私の言葉だけではみんなにとって十分ではないというなら申し訳ない」と謝罪しながら、「私はもう、罪のない人々が傷ついているのに耐えられない。気分が悪くなるの。私は世界を変えたいと願ったけど、でも投稿一つじゃ変えられない」と、絶望と無力感に打ちひしがれたような様子だ。
先月は自身の変化を喜んでいたが…
セレーナは10月4日、自身が設立した、若者のメンタルウェルネスをサポートする基金「レア・インパクト・ファンド」のチャリティ・イベントを開催。ハリウッドのニヤ・スタジオで行ったチャリティ・イベントで、セレーナはオーディエンスに対して「私は長い間、自分の頭の中で世界と戦ってきた。時に私は道に迷い、絶望を感じた」と自身の過去の戦いについて語っていた。
「2020年に、私は双極性障害との診断を受けたの。正直、突然すべてが変化したよ」と3年前の診断と、それによる変化を振り返ったセレーナ。
彼女は「私は、長い間必死になって探していた知識と答えを手に入れた。そして理解によって私のそれまで感じていた不安が明らかに小さくなっていることに気づいたんだ」「知識によって、私は自分が必要としているサポートがわかるようになったし、自分の楽しみをまた見つけられるようになった」と、診断・理解によって自分の悩みが和らぎ、楽しみを見つけられたと説明。
「今夜は、自分が毎日懸命に取り組んできたことを誇れてるよ」「ただ生きているだけじゃなくて、あなたたちと今日一緒に過ごせていることが嬉しい」と自身の活動に胸を張っていた。
しかしそれから1ヶ月弱。セレーナは日々目にする残酷な現実に限界を迎えてしまったようだ。
彼女の休息が短期間なのか、しばらく続くものなのかは不明だが、まずは彼女の精神の回復を祈りたい。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。