「フレンズ」ファンとして知られるチャーリー・プースとそのファンたちが、故マシュー・ペリーを追悼して「フレンズ」のテーマソングを合唱した。
【動画】「フレンズ」オープニング映像
1994年から2004年までドラマシリーズ「フレンズ」チャンドラー役を演じたことで人気を博し、土曜日に自宅のバスタブでこの世を去ったマシュー・ペリー(享年54)。
シンガーソングライターのチャーリー・プース(31)は翌日曜日、オーストラリアで行われた自身のコンサートでペリーに捧げる時間を設けた。
@gracefrost_music @Charlie Puth #matthewperry #friends #charlieputh ♬ original sound – Grace Frost
コンサートのステージで「フレンズ」のテーマソング(「I’ll Be There for You」)のメロディを弾き始めたプース。すかさず観客は大合唱を始め、会場全体がペリーへの歌声を捧げた。
動画では、同曲を弾き終えたプースが2015年のヒットソング「See You Again」を歌い始めるところも映っている。「See You Again」は映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』の主題歌で、同作の撮影中に逝去した俳優ポール・ウォーカーに捧げられた歌としても有名な楽曲だ。
「See You Again」はウィズ・カリファ(ラッパー)のシングルだが、プースも「Feat. Charlie Puth」という扱いで参加、メロディー・パートを担当した。今回はペリーへの追悼も重ねて歌われたと解釈できるだろう。
プースは大の「フレンズ」ファンとして知られ、プースがゲストとして呼ばれた番組でレイチェル役のジェニファー・アニストンがサプライズ出演したこともあるほどだ。
【動画】チャーリー・プースの前にジェニファー・アニストンがサプライズ登場
プースとファンが歌ったTikTokの動画は日曜の時点で70万もの「いいね!」を獲得。「心が満たされ、同時に心が壊れたよ」など、感極まった人々から2,000件を超えるコメントが付けられた。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。