人気ラッパーのニッキー・ミナージュは最近、有名であることに伴う不安についてヴォーグ誌に語った。
ニッキーは、来月リリース予定の5枚目のアルバム『ピンク・フライデー2』に先駆け、ヴォーグ12月号の表紙を飾った。
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— 𝐒𝐄𝐋𝐌𝐀 🌸💗 (@itsBarBey_) November 13, 2023
ミナージュは同誌のインタビューで、新アルバムのためにスタジオに戻ったとき、2010年のデビュー作『ピンク・フライデー』の楽観主義を取り戻そうとしたという。「空気には明るさがある。たとえ悲しい曲を書いていても、ハッピーなの」と語った。
『ピンク・フライデー』はマルチ・プラチナムを獲得し、「Moment 4 Life」や 「Super Bass」を含む数々のヒット・シングルを生み出し、ニッキーをAリスト・スターへと変貌させた。
しかしニッキーは、「自分が評価されていることを知り始めると、もはや自由な精神はなくなってしまう」と当時の心境を明かした。「何かに秀でている人は、それが簡単に見えるけれど、人を失望させたり、自分自身を失望させたりすることへの恐怖も抱えている」「一度成功すると、何を言っても不利になる。逮捕されるようなもので、有名になるということは文字通りそういうことなの」と彼女は続けた。
また「楽しくて、好奇心旺盛で、笑ったり冗談を言ったりするような性格でも、誰もがあなたのユーモアのセンスを理解できるわけではなくて、誰もがあなたを好きなわけではないことに気づく。そして彼らは、あなたのすることに否定的な見方をする方法を見つけ出す。これは傷つくわ」と話した。
ニッキーは長年にわたり、他人が不快に思ったり、問題だと感じたりする発言を含め、それなりの物議を醸してきた。
2021年、ニッキーは夫を性的暴行で訴えた女性から訴えられた。訴訟では、ニッキーが被害者に嫌がらせをし、申し立てを撤回する代わりに金銭を提供したと主張している。
その直後、彼女は新型コロナウイルスのワクチンの安全方針に疑問を投げかけ、トリニダードに住むいとこの友人がワクチンを接種した後に「無力になった」と主張し、批判を浴びた。
彼女はヴォーグとのインタビューで、夫の過去については触れなかったが、パンデミックについての発言については撤回を拒否した。「私は大勢に流されない主義なの。みんなに助けられることなく、何事にも自分なりの評価を下したいの」と述べた。