「フレンズ」のメインキャストであるマット・ルブランクとコートニー・コックスが、故マシュー・ペリーを振り返る投稿を行った。
15日、マット・ルブランクとコートニー・コックスはそれぞれInstagram(インスタグラム)を更新。10月28日に死去したマシュー・ペリーを振り返り、それぞれの思いを語った。
マシュー・ペリーが演じていたチャンドラーに対して、ルブランクが演じていたジョーイはチャンドラーの親友、コックスが演じていたモニカはチャンドラーの妻だった。
マット・ルブランク
ルブランクは思い出の写真の数々と共に「マシューへ 君にさよならを言うのはつらいよ。正直、僕らで一緒に過ごした時間は、僕の人生で一番好きな時間の一つだ。君と舞台を分かち合えたこと、君を友達と呼べたことを光栄に思う」とマシューとのかけがえのない時間を振り返り、彼と親しくなれたことを誇る。
続けて彼は「この先、君のことを思い出す時はいつだって笑顔になるだろうし、君を絶対に忘れない。絶対にね。翼を広げて飛び立ってくれブラザー。ついに自由になれたな。愛を込めて」と、旅立つマシューを送り出した。
そしてルブランクは最後に「あと、君はたぶん俺から20ドル借りたままだ」と茶化している。
コートニー・コックス
コックスも「マシューと過ごしたすべての瞬間に感謝してるし、あなたを思って毎日寂しい」と感謝と寂しさを綴る。
「私とマシューのように、誰かと親密に仕事をしている人なら、分かち合いたいと思う瞬間が何千と生まれるものだよね。これは私のお気に入りの中のひとつ」とシェアしたのは、チャンドラーの布団にモニカが潜っていたことが判明して観客が大きな歓声を浴びたシーンだ。
「バックストーリーを話すと、チャンドラーとモニカはロンドンで一夜限りの恋をするはずだったの。でも観客のリアクションのおかげで、これがふたりのラブストーリーの始まりになった。このシーンでは、本番が始まる前に、彼は私におかしなセリフを言わせようとささやいたのよ。彼はいつもそういうことをしてた。愉快で優しい人だった」と撮影中も周囲を楽しませていたペリーの姿を振り返り、最後に白いハートと、安らかな眠りを願うようにハトの絵文字をつけていた。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。