カニエ・ウェストは、約1年前に反ユダヤ主義的な暴言を理由に、アディダスなどからパートナーシップを解消されていた。そして今、新曲の中で「ユダヤ人の女とセックスした」とラップしたことで非難を浴びている。
カニエは、反ユダヤ主義だという論争に対処するためか、サウジアラビアでレコーディングしているニューアルバムのトラックで、「ユダヤ人の女とセックスした」とラップしたとDaily Mailが報じている。
コンテンツ・クリエイターの@mansorashは、カニエが滞在している場所の近くにあるサウジアラビアの砂漠で休暇を過ごしており、この曲の一部と思われるものを録音していたと明かした。
カニエは昨年、ユダヤ人に「デスコン3」をかけると宣言し、一時はインスタグラムとツイッターから追放され、炎上していた。さらにはカニエがファッションショーで「White Lives Matter」Tシャツを着用したことで物議を醸し、その後アディダスを含む複数の企業から関係を断たれていた。
しかしそれに懲りずに今年3月、カニエはインスタグラムに眉をひそめるようなキャプションを投稿し、「『21 ジャンプ・ストリート』のジョナ・ヒルを見て、ユダヤ人がまた好きになった」と主張した。
そのほか、カニエは夏にイタリアのボートで、お尻を丸出しにしていたことでネット上でまた物議を醸していた。
カニエの次のアルバムは、最近サウジアラビアからアメリカに帰国したタイ・ダラー・サインとのコラボレーション作品。このアルバムは、反ユダヤ主義のスキャンダルでキャリアが炎上し、10億ドルの資産が激減して以来、カニエが初めてリリースする作品となる。
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